【🇯🇵 神奈川#2】藤子・F・不二雄ミュージアムにオジさんも大満足だった!
地元神奈川が続きますが同じ旅程ではありません(汗 今回は旅行って言っていいのかなぁ、単なるお散歩じゃないかなぁと思いましたが、初老のおじさんでも十分楽しかったので記録に残しておきます(苦笑 2011年にオープンした藤子・F・不二雄ミュージアムは、藤子さんが長年住み続けた川崎市多摩区に出来た、作品の世界観やメッセージを伝える文化施設として誕生しました。
小田急線もしくはJR南武線の登戸駅から直行のバスが運行されていますが、小田急線でひと駅の向ヶ丘遊園駅から歩いても15分程度です。向ヶ丘遊園は神奈川に生まれ育った我々には懐かしい駅で、幼い頃によく連れて行ってもらっていました。かなり以前に遊園地とともに向ヶ丘遊園駅前から運行されていたモノレールも無くなってしまいましが、今でもその地を訪れると当時の景色が浮かんできます。
今回は旅行記というよりは街さんぽなテイストです(苦笑 小田急登戸駅から直行バスも運行されているのですが、朝はまだ元気なので藤子・F・不二雄ミュージアムまで歩いてしまおうと思います。
まずは向ヶ丘遊園駅方面へ線路沿いを歩きます。千代田線直通の東京メトロ(この頃はもう営団地下鉄とは呼んではいなかったかな)の車両が懐かしいですね。
向ヶ丘遊園駅から向ヶ丘遊園跡まで来ました。この大階段の左手にはモノレールの駅があって、右側にはリフトがありました。階段中央の植え込みは大きな花時計があって、向ヶ丘遊園のシンボル的存在だったように感じていました。
向ヶ丘遊園が閉園したのは2002年の3月。意外と最近のことだったんですね。遊園地の名前は現在も小田急線の駅名として残っているのが嬉しいです。現在はバラ苑など川崎市の施設として年に数回公開されているそうです。
藤子・F・不二雄ミュージアムに到着しました。可愛いラッピングバスですね。ここへの直行バスは藤子先生の作品のキャラクターがラッピングされたバスが運行しています。川崎市営バス Good Job です。
煉瓦の隙間から覗いている目はなんでしたでしょうか?私には赤塚不二夫先生のケムンパスにしか見えないのですが…(苦笑 どなたかご存知の方がいらっしゃいましたらコメントで教えてください。
2kmほどしか歩いていないのですがもうお腹がペコペコです。館内の散策はほどほどに早速ミュージアムカフェに来ました。
写真のメニューはもうありませんが、このカツ丼が食べたくてここに来たというのが正直なところでして…(苦笑
こちらも現在のメニューにはありませんでしたが、ラーメン大好き小池さんの醤油ラーメンです。私一人で二つ食べたわけではございません(苦笑 「ラーメン大好き小池さん」というのがキャラクター名で、藤子先生の作品の中では名バイプライヤーな存在です。
オバケのQ太郎はもちろん、パーマンやドラえもんなど作品を跨いで登場し、大好きなラーメンをすすっていました。
こちらは食後にいただいたカフェラテ。こちらはまだあるようですが、ポコニャンのラテアートはもうないようですが、今でもキャラクターはランダムに決められるみたいですね。
お腹も満たされたのではらっぱに出てきました。芝生が広がる庭には、ジャイアンリサイタルが開かれる土管が積まれていたり、ピンク色のどこでもドアが設置されています。
のり面にも作品のキャラクターが隠れていたりします。ジャングル黒べえは私も大好きな作品なんです。
芝生にはパーマン1号・2号がくつろいでいます。1号の普段の姿の名前、覚えていらっしゃいますか?「須羽ミツ夫」くん、小学5年生の設定だったんですね。
ミュージアムの中でたぶん今でも一番人気なんじゃないかな、「きれいなジャイアン」です。2階にある「きこりの泉」から、爽やかな顔のジャイアンが浮かんできます。
動画で撮影したような記憶もあるのですが見つかりませんでした。是非一度足を運んでいただき、実際にご覧になってください。
お手洗いの際もキャラクターのシルエットになっていますが、のび太くんとしずかちゃんでしょうか。
さて帰りはバスで登戸駅まで戻ります。今度はパーマンがラッピングされた小さいバスでした。朝停まっていたのは乗客も多い時間帯なので大きなバスが使用されていましたね。
バスのシートや降車ボタンまで可愛いデザインです。お子様と一緒ならばすから楽しむことができますね。
ミュージアムでいただいた周辺マップには、登戸駅・向ヶ丘遊園駅付近やミュージアム付近に設置されているキャラクターのモニュメントが置かれた場所が書かれています。ちょっとこれを頼りにいくつか巡ってみましょう!
まずはパーマン1号です。背中合わせに2号がいます。パーマンの設定を振り返ってみたのですが、変身マスク・マント・バッジは宇宙人からもらったものなんですね(驚 超人的パワーと能力を得た少年が、ヒーローとはなにか、正義とはなにかと葛藤する姿を独特のギャグで描く代表作です。
続いてはオバケのQ太郎。私の世代では藤子作品の中で最も少年時代の記憶に残る作品の一つです。漫画の連載が始まったのが私が生まれた年で、アニカはその翌年ですから、この作品も私と共に還暦を迎えています。
テレビアニメが放送されると一気にブームをまきおこしたようで、鉄腕アトム以来、それまで主流だったSFヒーローが低迷する中で、初回から視聴率30%を超えたというのですから、その人気ぶりが伺えます。
最後は登戸駅にあったドラえもん。大山のぶ代さんの声がしっかり染みついている世代ですが、多くの声優さんが交代された今でも子供達に大人気の作品ですね。
ドラえもんは昨年(2023年)12月に生誕90年を迎えました。90年記念サイトは藤子先生の作品で溢れています。
向ヶ丘遊園モノレール
藤子・F・不二雄ミュージアム