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「お金ですむのであれば、お金ですませなさい」店を続けようか悩んでいた時の一言


今辛い時期にいるあなたへ

もし、今とても辛い時期にいるという方
お金のことで苦しんいる方
何かしら参考にしてもらえたらと思い
書いてみました

緊急事態宣言も長引き、会社をたたもうか
と思っている方も多いかもしれません

しかし廃業してしまったら返済が、、

それだったら少しでも入る売上で
毎月なんとかやりくりして行った方がいい

そんな方いらっしゃると思います

こんなご時世ですから身体も心も病んできますよね

だけど、身体が元気であれば
お金はなんとかなるって話です

事業を始める前に決めておきたいこと

事業を始めるにあたっての大事なことは
どうなったら事業を引く(店を畳む)のかってこととが大事

今になって思います

これから商売やるぞー
って意気込んでいる方は
中々、事業の引き際なんて、縁起でもない
と思われるかもわかりませんが、、、

起業後3年での生存率は約50%
10年続いているのはその半分の約26%だそうです

引き際をずるずるしてしまうと
ただただ負債が増えるばかり

商売し始めでは
明るい未来だけを考えるかもしれませんが
この、引き際を考えるのは
一つの指針としてあった方が良いのかもしれません

事業がダメだったからと言っても
人生が終わるわけではありませんから

一つの失敗が
次への成功へとつながると言うこともありますから


こうならないためへのメッセージでもあります

天狗になっていた時の話し


かれこれ数年前の私の話を少しさせてください


私は二つの事業が成功していて
調子に乗っていたのだと思います

三つ目の事業

本来の事業とはかけ離れていることをやりました

もともとは居酒屋です

しかし、私がやりたかった事業

女性のための、女性が楽しめるお店を始めました

広さは400坪

最初はテナントで埋める予定でしたが
テナントは全く埋まらず

結局は全て自分たちが経営する
ということになりました

内容は

レストラン
ペットサロン
花屋
雑貨
レンタルスペース

天井も高く、光熱費だけでも相当な金額でした

当時は居酒屋の調子が良かったため
負ける気はしませんでした

そしてレストランウエディングや
沢山のイベント
女性が喜びそうな雑貨

色々と試行錯誤しましたが
家賃や光熱費の維持費がかかりすぎていて

わずか数年で
経営はかなりしんどいものとなり
何度と、立て直しを試みるもどうにもならない状況に

現場にいる私としては
もう無理だと感じていました

閉店を決断した時の話し

そんな時
あるスタッが独立したい

と言い出した時

「閉めよう」

と、決めたのです

しかしながら

返済などを考えると
そう、安易には考えられません

またもや、
続けた方が良いのかと
考えがよぎった時のこと

ある方が

「お金ですむのであれば、お金で済ませなさい」


その言葉を聞いた時

「あ〜まさしくそうだな」
と腑に落ちたのです

「もう閉めよう」
と決めた瞬間です

するとその直後
椅子から立ち上がれない状態となり

小さな息子と年老いた母に付き添われ

押し込められるように車に乗り帰宅


身体って身を持って知らせてくれるんですね
もう、動くなって
もう、やめろって

閉店、そして今


そして数ヶ月後にその店をたたみました

結局無理だと思っていた返済も
返済年数をかなり伸ばしてもらって
なんとかなりました

正直身体と心が立ち直るのに
数年、かかりましたが

今は超絶元気です

現在コロナも1年半を経とうとしています

正直、私たちの手ではおえませんよね
売り上げは大幅に下がりましたが
気持ちはかなり楽です

緊急事態宣言が出ている中
お店は休業していますが

今、できること
もつ鍋の通販とふるさと納税に力を入れています

と言うわけで

お店を閉めたからと言っても
また何度でもチャレンジする事ができるのです

最後に

人生の中でこれほど辛い時はありませんでした
もちろん金銭だけではありません

だけど、乗り越えられたんです

だから最後まで読んでくださったあなた

何かしら辛いことが今あったとしても

数年後には笑って話せる時が絶対にきます

そしてその辛い時があったからこそって

笑って話せる時が絶対来るんです

だから、辛くて辛くてどうしようもないと思っているあなた

絶対に大丈夫

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