北原白秋の『あめふり』って、どんな状況を歌った唄なの?
まいどォ!出場停止が明けたで!
お前らワイがおらんくて心細かったやろ!
どこや?淋しい熱帯魚ちゃんたちは!?
おかえり、ナンボク…
なんで傘なんか差しとんねん?
ここ室内やで。
ああ…
前回をちゃんと読んでないのか…
前回?ん?雨?
彼の出演回は…
はじまりがいつも雨なんだよね…
ぬお~~~!?
おっす。
待ってましたよ!傘を準備して(笑)
何やったんや、さっきの雨は…
っちゅうか誰やねん、この兄ちゃん!?
俺の名はアサッテカ。
昨日でもなく今日でもなく、そして明日でもなく、アサッテカ。
なんやその「あさっての方向」みたいな口上は!
彼は泣く子も黙る武装警察隊のエース隊員だから、口のきき方には気を付けたほうがいいよ。
よろしく、メカドック。
誰がメカドックやねん。ワイは生身の鶴やっちゅうの…
さて、今回はジョニー・マーサー『Come Rain or Come Shine』の番外編として、雨を《主のめぐみ・降臨》の意味で使ってるっぽい、日本の”隠れゴスペル”歌謡曲を特集するよ。
このシリーズ、なんだか「隠れキリシタン」みたいでドキドキする。
そのうち世界文化遺産になったりしてな。
これまで、サザエさんのエンディングテーマ『サザエさん一家』や、一休さんのエンディングテーマ『ははうえさま』、そして森山直太朗の『明けない夜はないってことを明けない夜に考えていた』などを紹介してきたね。
だけど、その元祖にして最高傑作とも言うべき大事な曲の存在を忘れていた。
まずはその曲の話から始めようか…
雨を《主のめぐみ・降臨》として使っとる日本の歌謡曲といえば、これをおいて他にないやろ!
ASKAの『はじまりはいつも雨』こそが、日本の雨系隠れゴスペルソングの最高傑作や!
空気読めよ…
どう考えてもこの歌が、今回のクライマックスになる流れでしょ…
ハァ?なんでや?
お前は本当に、まいっちんぐだな。
人を町子先生みたいに言うな!このグラサン野郎!
町子じゃなくてマチコだよ。
ああ…
オッサンが増えて昭和トークに拍車がかかってるよ…
ちょうウザい…
死刑!
ふざけるのは、それくらいにして頂戴。
ただでさえ「話が遅い」「関係ないネタが多過ぎる」「ギャグが古い」って言われてるんだから。
そうだぜ。
ぼやぼやしてると日が暮れて、さらに夜まで明けて、見上げたらモーニングムーンなんてことになっちまう…
どっかで聞いたことあるセリフやな。
さて、雨を《主の恵・降臨》というポジティブな意味で使っている日本の歌で、その元祖ともいえる超有名ソングって、何だかわかるかな?
なんだろう?
雨が降って超ウキウキになる歌だぜ。
君も小さい頃、長靴はいて傘をさしてその歌を歌いながら、雨の中をはしゃぎまわった経験があるはずだ。
傘をさして、雨の中を?
わかった!コレや!
それ次回のネタだから、ここで出すのやめてくれる…?
ああ!もしかしてこの歌!?
SAY YES!
でもこれが《隠れゴスペルソング》なの?
『あめふり』って、日本を代表する童謡じゃんか。
そうだよ。
だけど天才作詞家・北原白秋とこの僕を甘く見てもらったら困るね。
白秋はトンデモナイ物語をこの歌の中に落とし込んでいるんだよ…
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