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トリッパ

今日はトリッパを仕込む。

イタリア料理全域の中で自分の最も愛するメニューである。


和牛の蜂の巣を茹でこぼし数回。

今日届いた胃袋は新鮮で状態が良く、軽く下処理済みであったので二度で臭みは抜けた。

寸胴にニンニクを入れて低温のオリーブ油でゆっくりと加熱する。

ニンニクが狐色に染まったら玉葱と人参のスライスを加え焦がさぬ様に強火で炒める。

ローリエとタイム、カラブリアの唐辛子、胡椒を加える。

茹で上がった蜂の巣を適当な大きさにカットした物を加え更に炒める。

良い感じに炒まったら白ワイン、ブロード、トマトホールの順に加えて蓋を閉めて火加減に注意しながら3時間程煮る。

のち・蓋を開けて約1時間煮込んで詰める。

ん・で・塩で味を整え完成!

トマトホールを入れ過ぎると蜂の巣に火が入り難くなるので注意。

少しシャバい位の感じが良いかも。

軽めのキャンティあたりと一緒に食すと良いですね。

原価はそこそこですが非常に手間と時間がかかる料理ですが、これこそイタリア料理と思うのであります。


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