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続3・それは突然始まる④〜奇声編〜

百均で買った耳栓↑

続1・続2を読んでからお読みください♪

児童精神科で処方してもらった漢方がも一つアカンかった。

療育の先生にはなんとかして叫ぶのを辞めさせた方が良いと言われた。
叫ぶ時に手のひらを口に近づけるからその手を下ろしてあげる。
人差し指で背中をトントン突いて刺激してあげる。
イヤマフを外して叫びの大きさに気付かせる。
「あ゛ー!」って言ってる時に母は悲しい顔をしてみる。
ありとあらゆる手段で辞めさせようと頑張った。

1ヶ月後の児童精神科2回目。
『あ゛ー』の回数がほんの少しは減ったけど、漢方はやっぱり飲めないと先生に伝えた。
そしてまだまだ朝起きてから夜寝る直前まで「あ゛ー!がー!」言うてて次男坊本人も家族も限界やと。

結局、気分を落ち着かせてくれる薬を出してもらうことにした。
めーっちゃ悩んだけど先生がいろいろ説明してくれて(あんまり覚えてないんやけど笑)
飲み続けても全然問題のないものやし、
しんどい時だけ頓服みたいに飲ませるよりは続けて飲んだほうが良いと教えてくれた。

処方箋を薬局へ持っていった時めっちゃドキドキしたのを今でも覚えてる。
ほんとにもらっちゃっていいのかなって。
リスパダールを受け取る時に周りに見られないように素早くカバンになおした。
誰も見てなかったと思うけど^^;

薬は0.5ミリの液体。
コップに出したら水滴か?ぐらいのほんとに少量。
使い捨ての目薬みたいな感じ。
最初から全部は飲まさずほんまに米粒より小さいくらいをアクエリアスにいれて寝る前に飲ませた。

その日は飲ませて30分経たずしてリビングで寝た!
びっくり!
そしてちょっと嬉しかった。
いつも寝る直前まで叫んでるから長男も全然寝付けなくてしんどい思いしてたから「今日は普通に寝れるやん!」ってホッとした。

次の日も米粒より小さいくらいにしてその次の日は米粒くらいにしてと少しずつ増やしていき1週間後には0.5をそのままアクエリアスに混ぜて飲ませた。

すると自然と雄叫びの数が減っていき、
「あれ?今日は朝に5回も言ったか言ってないかやな」
「あれ?夜は3回言っただけかな?」

保育園でも
『今日はほとんど言ってませんよー』

とめっちゃええ感じ!

しばらくは「あ゛ー!」の回数が増えたり減ったりしたけど7月の1日にはなんと0回になっていた。

2020年1月1日から始まり7月1日に止まる。

半年間よく耐えた、、、。
一体なんだったんだ。

そして治ったと同時にリスパダールもやめた。

これがまたまた悪夢の始まりでもあった、、、


続く。

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