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ミシンを買いました。

3年くらいぶり? のミシン

 2月にミシンを買いました。

 前のミシンを手放したのがいつだったのか、2年くらい前かな。
 それより前から手縫い中心になっていたから、ミシンを使うのは3年ぶりくらいにはなると思います。

 なんだか寝ていて朝方に、
「ミシンを買おう」
 と思って目が覚めた日があって。

 これは直感というやつかもしれないと思いました。

 その日の午後にホームセンターに行き、そこにあった1台を買いました。

小さくシンプルなミシン

 買ったのは、ジャノメのキティちゃんミシンです。

 ジグザグミシンができて、持ち運びが楽な小さなミシンという私の希望通りだったのでこれに決めました。

 あっ、返し縫いもできます。

 ちょっと厚手の生地も大丈夫です。

 スイッチがフットスイッチなのと、速度調節ができないのは予想外でしたが、使ってみたら問題なかったです。

ミシン再デビューは着物の裾

 そして翌週のお休みの日、いよいよミシン再デビューです。

 縫うのは、着物の裾。

 対丈にカットしました。

 本来ならきものは手縫いですが、今回は早くミシンを使ってみたかったので三つ折りぐけの代わりにダーッとミシンで縫いました。

初めて縫ったのは着物の裾

 手縫いとは、まち針の向きが反対ですねえ。

 苦労したのは、糸通し。

 ローガンのせいで針の穴がよく見えない上に、前から後ろに通すという難しさ。
 手縫いであれば針を見やすいところに動かせるけど、ミシンは私が動かないとダメで、しかも布押さえなどミシンのパーツがが邪魔します。

 そこさえクリアできれば、やっぱり手縫いよりも早いです。

作業時間はやっぱり短い!
すぐにできました。

帯も縫いました

 あとは帯も作ってみました。
 
 余っていた生地に片付けで発掘した接着芯を貼って、半幅帯よりも細めの帯にします。

 最近は低い位置で帯を結ぶので、半幅帯だと広すぎる感じなのですよね。

 角帯もいいけど、もう少しかわいい柄のも欲しかったのです。

接着芯を貼った生地で帯作り

 生地をつなげて接着芯を貼ったら、3メートルほど直線縫い。
 ミシンだとやっぱり早いです。

 細いのと硬いのとで裏返すのに少し苦労しましたが、いい感じにできました。
 
 対丈に直したばかりの絣2号のきものに合うと思います。 

角帯よりも広くて短い帯です
対丈にした絣2号と合わせてみました

ショルダーバッグにも挑戦

 帯の次は、バッグを縫いました。

 きものの上にも時々着ていた貫頭衣ベストのリメイクです。

 貫頭衣は以前たくさん作りましたが最近は減らそうと思っていて、このベストがもともとバッグ用の生地を使って作ったものだと思い出して、じゃあバッグにしてみようかと。

 ベストの時点で野生パンツからのリメイクで、その前はスカートでした。

 好きな柄だし、厚手で暖かくお気に入りでしたが、今回ようやく本来の用途であるバッグになります。

ポケットをつけました。

 この日は自室じゃなくて、茶の間で作業しました。
 ミシン本体が軽くて小さいので、思惑通り持ち運びが楽です。

 相変わらず糸通しは大変ですが、ポケット付けなどはミシンのほうが手縫いよりもやりやすいですね。

 かなり厚手の生地だけど、問題なく縫えました。

 入れ口とヒモのところは手縫いです。

そして完成
ヒモの輪っかにはミニ風呂敷バッグを結んだりできます

 お財布とスマホがちょうどよく入れられる、ペタンコショルダーバッグができました。
 
 通勤や買い出しに持ち歩いています。

 作り方の参考にしたのは、早川ユミさんの「旅かばん」です。
 見た目かなり違うものになりましたが、かわいいし使いやすいので気に入っています。

 ミシン再デビューは、なかなか楽しく快適です。

 糸通しがもう少し簡単になればとは思いますが。

 手縫いと合わせて楽しく裁縫したいです。

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