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インスタに猫の闘病を載せられなくて。

猫の介護生活が始まってから1週間が経った。

寝たきりなので、床ずれにならないように時々向きを変えたり、立ち上がりたそうなそぶりが見えたら、抱えて支えてなんとなく「立ってる風」にしたり、時には「気分転換になるかも」と抱っこして外に出てみたりしている。

トイレに行けないからとオムツをはかせてみたけど、やっぱり漏れてしまって大惨事だったので、トイレシートを直接敷いたらこれが良い感じだった。

それでも時々はトイレシートがずれてて、一日に一回は何かしらの大掃除をしている。そんな毎日。

(普段は寝たきり。上半身を起こしてあげた後、頑張って起きてる)


先週打ってもらった注射のおかげで口内炎は治まったのか、ごはんを食べる時に口を痛がらなくなったし、ヨダレもなくなった。

立てない以外は割と元気よね…なんて思っていたのだけど、昨日からいよいよ食事を受け付けなくなった。

口の横からスポイトのようなものでごはんを流し入れる「強制給餌」という方法もあるのだけど、それはしないと決めているので、あとは本人(本猫)の生きる時間をただ支えるだけ。

それでも時々は食事を口の前に持って行ったり(断られるけど)、お水を飲ませてみたりしてる。

(まどろむジジ)


そういえば、3年前に猫の「くー」を亡くす前のこと。

インスタに闘病の様子をアップしていたら「猫の闘病姿を見るのがつらいから、私のインスタを見たくない」と人づてに言われたことがある。

看病の毎日は切なさが満タンだったから、どこかに気持ちを出したくて時々投稿していたのだけど、なるべくつらそうな姿は載せないようにしていたつもりだった。

だけど、そう言われたらなんだか申し訳ない気持ちになったし、今回ジジの闘病も「あまり載せちゃいけないのかな…」と思って写真は元気な時の姿だけにとどめていた。

でも今、くーの闘病の経緯がすごく参考になっている。

病気は違うけれど(くーは心不全、ジジは腎不全)、トイレはどうしていたか、食事はどうしていたか、飲み水はどうしていたか、食べられなくなってからどうしたか。
嫌な話だけど、あとどれぐらいの時間が残されているのか。

そういうことが参考になっている。

だから今回、ジジの話はここに残しておこうと思った。
多分インスタにも少しずつ載せると思うけど。いつかの私のために。

もし、これを読んでつらい気持ちになった方がいたらごめんなさい。


でも、自分のnoteだしインスタだし、好きに書いていいよね。多分。

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オカダトモコ 旅が好きなライター / カメラマン
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