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意味
やばい。チコちゃんに叱られる! わかってはいたけれど、この齢までずいぶんとボーっと生きてきてしまったようだ。
「意味ってなぁに?」
答えられない自分がいる。
たまには硬い本を読むのもいいだろうと、慶応SFCの井庭研のゼミの輪読に参加させてもらっている。課題はニコラス・ルーマン「社会システム 或る普遍的理論の要綱」(上)。2週目の今日は、第2章「意味」。ページ数にして55ページ。
悔しいけれど、一回通読しても、さっぱりわからない。もうね、さっぱりだよ。正直にいえば悔しいよ。もう少し自分には読解力があると思っていたが、どうもそうではなかったようだ。
二回目は、わからないけれどもなんとなく大事そうだと付箋を貼ったところを写経してみる。ただ、わからないところだらけで、どのページも付箋だらけなので、そのままやると第2章を丸ごと写経してしまうことになる。
しかたがないので、まずは節のタイトルを写経する。そして、その節に関係ありそうなところをオリジナル超訳して写経する。
第2章
Ⅰ 有意味なシステムの諸相
Ⅱ 意味の内生的動性運
Ⅲ 意味と情報の区別
Ⅳ 意味・世界・記号
Ⅴ 有意味と無意味
Ⅵ 意味の三次元
Ⅶ 図式化と帰属による意味規定
Ⅷ 三次元の相互分離と結合
Ⅸ 象徴的一般化
Ⅹ コミュニケーションと意識
Ⅺ 意味の理論から見た形而上学と科学
節当たりのオリジナル超訳写経は5ヶ所ぐらいにしておく。
それ以上は無理。無理、無理、無理!
扇子を買っちゃうぐらいに無理!!
形式意味論とか様相論理・可能世界意味論は、入門書ぐらいは読んだんだけどなぁ。発話行為と意味の関係もオースティンなんかを読んで、自分なりに一応考えたこともあるんだけどなぁ~。でも、ルーマンが言いたいこととか考えていたことは、あたりまえだけど、そういうこととはまったく違う話なのね。
自分の知っていることを一回壊して再構築するのは、年齢があがるとそれなりに辛い。辛いよ~と愚痴を言ってみる。
ちなみに、愚痴の意味は、言ってもしょうがないこと。
でも、人生、言ってもしょうがないことをいうことも大事なんだ。
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