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読書における損切り

すごく当たり前のことかもしれないけれど、読むのがあまりに苦痛な本は読まないことに決めた。

そういう選択を、自分の範囲を狭めると思う人もいるだろうけれど、私はそれも仕方のない「読書における損切り」と割り切ることにしようと思う。

読むのが大変なことと、読むのが苦痛なことは違うと感じている。前者は苦労はあるが満足感もある。後者の苦痛の理由は様々だけれど、いずれにせよ、苦痛をおして読むようなことにあえてかかわらなくても許される年齢なのだし、視力という限られたリソースをそんなことに使うわけにはいかないとも思う。

使える時間やお金が「限られたリソース」だということに異論のある人はあまりいないだろう。一方で、視力が維持できる時間というのもリソースだという現実がある。リソースが有限なのは、時間とお金だけではなく、年齢とともに視力が維持できる時間のリソースも、集中力が保てる時間のリソースも、いずれも大きく減っていく。

だから、一度は読もうと思った本でも「なんだよ、これ」と思ったら読まないようにしようと思う。本だって損切りが必要なんだ。読書の損切りは、少なくとも今の私の現状の理にかなっているし、いわば必然的帰着でもある。

韓国ドラマやアニメも、必要とするリソースの消費量は少ないので楽だけれど、本質は同じだなと思う。そう考えて、今日、NetflixとU-NEXTのサブスクリプションを止めた。10月のアニメがまもなく始まるという時期だけれど、まぁ、見なけりゃみないで死なないのだから。

だから、NetflixやU-NEXTだけじゃなく、読みたくない本を読むのももう止めようと思う。そう思ったら気持ちがなんだかすっきりした。きっと心の断捨離ができたんだと思う。

そんな風なことを考えたりしたりした一日だった。昼休みには超スロージョギングと散歩もできたし、総体、良い一日だったと思う。

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