見出し画像

丹野智文さんへのインタビュー

熊本県下の高校31校をネットでつないだ下記のワークショップの後半は、39歳で若年性認知症と診断された丹野智文さんへのインタビューを高校生のみなさんにも聞いていただき、そこで感じたことをお互いに対話してもらった。

後半のインタビューを含む全体の流れは下記の通り。

丹野さんと出会ったのはいつだったろう。

たぶん、しっかりとお話をしたり関わるようになったのは、下記のRUN伴のプロモーション用のWeb/映像を制作したときだろう。このときは7つの地域の認知症当事者の方にインタビューをし、その人たちが好きなこと、大事にしていること、いまやっていること、これからやりたいことをお聞きし、それを映像化した。仙台では丹野さんにお話を伺った。丹野さんはそのとき、「自分が思っていること、感じていることを他の人に伝えたい」とおっしゃっていた。

このRUN伴の映像の中で丹野さんたちが走っている場所は、東北の震災後の津波で流されてしまった場所だ。丹野さんはその場所を笑顔で走っているが、実はカメラの背後には流されてしまった施設がある。撮影したときにはそこはまだ片付けもなにもできていない状態のまま放置されていた。

その施設に向かって、丹野さんとその仲間の人たちは走っている。

今回の熊本県の高校生を対象にしたワークショップでは、熊本県山鹿市の山下力さんがとても丁寧に丹野さんの話を聞いている。丹野さんの話はわかりやすく端的で、淡々とした中に実感がある。その言葉は熊本の高校生たちにも強く響いたことだろう。

熊本県の高校生を対象としたワークショップの記録の一部として、とてもよいオンライン・インタビューになっていると思う。ぜひ、丹野さんのことばを聴いてみてほしい。

訪問していただきありがとうございます。これからもどうかよろしくお願い申し上げます。