2025オールタイム・ベストSF
SFマガジン『2025オールタイム・ベストSFアンケート』、〆切りは10/15日。
どれどれと眺めてみると、2014年のオールタイム・ベストSF投票の結果も掲載されている。2014国内長編部門をいるとこんな感じだ。
伊藤計劃が1位と5位。小松左京『日本沈没』が8位、筒井康隆『虚構船団』が14位。まぁ、そんな感じで票が集まったとしても特に違和感はない。
でも2位の小松左京『果しなき流れの果に』・・・。順位が問題ではなくて、まったく物語を思い出せないのだ。読んだか? いや絶対に読んでいるはずだ。高校の頃、学校へもいかず、あるいは行っても授業をきかず、世界SF全集ばかりを読んでいた。ハックスリィの「素晴らしい世界」も、レムの「砂漠の惑星」も、みんなそうだ。だからそこに収録されている小松左京『果しなき流れの果に』を読んでいないはずがないのだ。でも、まったく思いだせない。伊藤計劃『ハーモニー』に次ぐ2位で、『日本沈没』より上位なのに、もうびっくりするくらい思い出せない。
昔の日記を掘り返してみると、2007年にも読んでいるのだ。そこには「石川喬司があとがきで、「クラークの『幼年期の終わり』やアシモフの『永遠の終わり』よりも良い」という風にも読めることを書いている。同感だ」と記してある。
おーい、昔の自分~。馬鹿にのんきさうぢやないか。どこから来たんだ~。ずつと磐城平の方まできたんか~。
そう叫びたい!
なんだか意味もなく悔しいので、Kindleで買ってしまった。最近、KIndle内にも相当、積読(厚みはゼロ)が溜まっているのに。。。
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