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坂戸日記 2024.10.05

2024年10月5日(土)雨。

昨日は武蔵中原まで健康診断に行くのに5時に起きたので、今朝は8時くらいまで寝ているのかと思ったら4時過ぎに目が覚めてしまった。折角起きたのだから本でも読もうかと明かりをつけたが、気がつくと2度寝していたようで、もう7時半になっていた。

雨。本降りではなく小糠雨。市民プールまで走るとさすがにぐっしょりと濡れそうなのでバスにした。9時40分頃についた。

朝10時のプールは空いていて、ひとつのレーンに1人いない。子どもが4人ほど浅いプールで泳いでいて、年配の女性が二人、ゆっくりと歩いている。25 m泳ぎ切るレーンにはいつもよく見かける人が1人ずつ泳いでいる。私は歩いても泳いでもよいレーンで、スカーリングと背泳ぎの練習をした。

水泳の教室は10時50分からで、いつもは生徒は私一人なのだけれど、今日はもう一人年配の男性がいた。このまえ体験で来ていた人だ。10月から始めることにしたのだろう。先月までの個人レッスンではなくなってしまうが、元々教室の定員は10名なので、それでもお得だなと思う。

スカーリングを自主練してきた成果か、ビート板を足で挟んで腕だけクロールをすると以前より前に進むような気がする。コーチにも「形がよくなってきましたね」と言われて、少しうれしい。ほめられると自主練もしようという気がするからよい気なものだ。

教室が終わって傘を傘立てから取ろうとしたら鍵が開かない。しばらくうんうん押してみたがダメみたいだ。受付の人に言ったらその人もうんうん言っている。バスの時刻が近くなったので「次のときに取りにきます」と言い残してバス停に向かった。バス停からみるとその人はややしばらく、やっぱりうんうん言っている風に何かしていた。

庭にタープを張っている。「雨水がたまっていたので傘でついたら穴があいた」とドロシーがいう。みるとしっかり破れている。「あ~あ」と文句を少しいうと「そんな風に言われるようなことではない」という。でもさ、雨がたまっていると重いでしょ。そこを傘で突いたら、それは穴があくよ。それはくまのプーさんだってわかる。ドロシーは自分がやったことなのにむくれている。amazonで補修用のテープを注文する。

山﨑圭一『一度読んだら絶対に忘れない世界史人物事典』を読了する。 これで『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』の4冊をコンプリートしたことになる。それはちょっとうれしい。

世界史にはずっと苦手意識があったが、わかりやすい語り口を聴きながら(読みながら)世界史を4周して、ほんの少しだけ、世界史が見知った場所のような気になった。

今日読み終えた『世界史人物事典』のあとがきには、「現代に生きる私たちも「歴史の目撃者」であることを実感してほしい」と書かれている。 記載されていた人物は総勢222名で、世界史が苦手なは私には初めましての人も多かったが、第10章"現代の歴史"あたりからはだいぶ見知った名前が増えてきた。見知った名前の人が、実は没年が自分が生まれた年よりも後だったりして、歴史上の人物だと思っていたのに・・・と不思議な気持ちになる。

17世紀から18世紀にかけてのヨーロッパとアメリカの歴史も面白かった。カントが『純粋理性批判』からの3批判書を書く時代の前100年、そして同時期におきたことが、それまではバラバラだったのに、カントの生きていた時代という視点でつながっていくような気がした。

世界史の5周目は何にしよう。いずれにせよ、高校生の頃とはまた違った勉強の楽しみ方を見つけたような気がする。

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