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坂戸日記 2024.08.12

2024年8月12日(月)晴れ。晴ればかりだと水を撒かなければならない。ちょっと寝坊をすると既に暑い。面倒くさくなるが、サボると植物たちがしなしなになってしまう。小さなバラの鉢のうち2つが日にやられたのか、暑さにやられたのか、葉がだいぶ落ちてしまった。

連休5日目。昨日まで4日連続で市民プールに行っていたので今日はサボる。というか、来週、『ニーベルングの指環』を対象とした読書会があるのだけれど、参加要件の準備が間に合いそうになくなってきたのだ。

参加要件は2つ。

  1. 山崎太郎『《ニーベルングの指環》教養講座 読む・聴く・観る! リング・ワールドへの扉』の第三講~第八講(《ヴァルキューレ》-《ジークフリート》)の読了

  2. 課題範囲(《ヴァルキューレ》)のDVDの観賞

2の《ヴァルキューレ》の観賞だが、『ニーベルングの指環』四部のうち、《ヴァルキューレ》だけでも確か4時間ほどだから、それなりにまとまった時間を取らなくてはいけないし、課題本の方も第三講~第八講だと200ページ近くになる。ぎりぎりでは間に合わないし、この連休中に余裕を持って準備しておかなければという気持ちなのだ。

ということで、水泳に行くと午後は結構疲れて昼寝をしてしまうので、水泳にはあえて行かず、Apple Musicで《ヴァルキューレ》をBGMとして聴きながら、課題本の課題範囲を読んだ。

課題本は面白かった。《ヴァルキューレ》も《ジークフリート》も、あらすじだけは知った気になっていたのだけれど、改めてこうやって解説本を読むと、「へ~、そんなことになってたんだ」という部分がかなりある。

特に《ヴァルキューレ》の前半、ジークムントとジークリンデの話は、ずっと「わっかんないな~」と思っていたのだ。わからなかったのは私が悪かったようで、ごめんなさいという気持ちで一杯になる。

前口上
第1講 ワーグナーの生涯と《ニーベルングの指環》の成立
第2講 《ラインの黄金》──神々の人間喜劇
第3講 《ヴァルキューレ》(1)──ヴェルズングの物語[その1]
第4講 ライトモチーフ
第5講 《ヴァルキューレ》(2)──ヴェルズングの物語[その2]
第6講 《ヴァルキューレ》(3)──未来への布石
第7講 《ジークフリート》(1)──逆説だらけの牧歌
第8講 《ジークフリート》(2)──森と世界のトポロジー
第9講 《神々の黄昏》(1)──末世の諸相
第10講 《神々の黄昏》(2)──救済のパラドクス
あとがき

山崎太郎『《ニーベルングの指環》教養講座』目次

それでも、第三講~第八講はそれなりの分量で、結局、午前中から午後2時過ぎまで読むのにかかってしまった。さすがにちょっと疲れてしまったので、DVDの《ヴァルキューレ》パートを観るのは、気分も新たに明日以降にする。

その後、夏休み中に終わらせたいと思っている高校数学の教科書『数学読本』2の問題を少し解く。あと30ページ。もうすぐ三角関数の加法定理が終わる。終わったらどうしようかなぁ。『数学読本』は6分冊だから、やはり始めたことなのだから、次の3に進もうか。2が終わってもいないのにちょっと悩む。

『数学読本』の方は毎日少しずつと決めているのだけれど、先日、世界史の高校レベルのものを3+1周して、「習うより慣れろだな」と実感したので、せっかくの夏休み、Kindleの中に眠っている統計の教科書(5冊ぐらい眠っている)を駆け足で眺めようと思い、読み始める。一冊目はブルーバックス。

さくさくは読めるが、それでも一部「うーん、これは、なんかわかった気がしないかも・・・」があるのだけれど、統計についてはやはり「習うより慣れろ」方式で行くことに心を定め、半分ほどまで読む。それでよしとする。


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