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Collective Dialogues

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創造的で豊かな対話を実践するための工夫やヒント
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#ファシリテーション

Inspiration Seeds vol. 006:対話の場の仕組みと仕掛け

オンラインでの打合せも増え、対話について意識することが増えたような気がします。では、よい対話の場で行われていることは何なのでしょうか? なにかよい秘訣はあるのでしょうか。よくわかりません。そこで、普段から対話やコミュニケーションの場について考えている高柳さんと『よい対話を生み出すには』について聴いてみたい思います。

DX時代の議事録〜オンライン・ファシリテーショングラフィック

DX時代の議事録はオンラインでの手書き端末を利用したファシリテーショングラフィックだなと思い、試行錯誤しています。 今回、オンラインでのファシリテーショングラフィックについて考えていて、以下の端末で検証しています。もともとはiPad Proでファシリテーショングラフィックをしているのですが、もっと多くの人が手軽に始められないかなと思って、金額を意識していろいろ試しています。企業の中で導入するとしたら、30,000円くらいが妥当かなと思うので、液晶ペンタブレットが一番の狙いで

組織に対話の場をどう持ち込むか

『ダイアログ・ファシリテーターのガオリュウ です。』 2008年あたりに勉強会でファシリテーターを名乗り始めた頃からこう名乗っていました。「話し合う」というその行為自体はさほど難しくないものでありながら、相手との関係性を考えると言いたいことが言えないとか、一歩踏み込んだ発言ができないということはよくあるのではないでしょうか?その時にファシリテーターという存在がいることで、それぞれの考えを引き出したり、人と人との間に入ることで「いい感じ」の話し合いができたりします。特に組織の中

お互いの考えを伝え合う場に

今年から、自分の考えも伝えながら、相手の方の考えも聴いて、二人の考えの先の話をするという場を始めています。それまでの場は「公開インタビュー」という感じで、私が相手の方の考えを聴いて理解する形で、他の人の理解にも繋がるように話を引き出したり、聴き慣れない単語を詳しく伝えてもらうことをしていました。 そもそも私は自分の考えというものを伝えるのが苦手です。そこから人の話を聴く側を特化させていった感じもありますが、今年は自分へのチャレンジとして、自分の考えを伝えることを始めています

オンラインツール自体が場づくりになっていると気付いたClubhouseでの体験

Zoom,SpatialChat,oVice,CozyRoom,GatherTown、いろんなツールが出てきた中で、ここで音声だけのClubhouseという世界が流行り方も含めて存在感のあるツールに出会いました。 最近、ファシリテーターがいなくても場の仕組みで「いい感じの場」になるのが理想なのかもと考えることが多くなってきました。そしてClubhouseの「音だけ」という制限が「場の仕組みにより発生するファシリテーション」にあたるかもしれないと思いました。 例えばClub

RPGゲームのような画面のGatherTownでオンライン会場を作ってみた話

知り合いのFacebookの投稿で知った「GatherTown」というコミュニケーションツールは2Dマップの画面構成で、懐かしくもシンプルでわかりやすいツールでした。 画面の認知と操作が一体化している感覚 SpatialChatで位置情報による「声の届く範囲」がオンライン上に存在することの面白さと有用性を感じてから、oViceやCozyRoomと言った特徴を持ったツールを見つけて、そしてこのGatherTown(https://gather.town/)で、可視性と人の認

ファシリテーションを学ぶ場のカタチ

企業向けに行なっていた2時間×3回構成(間に実践とフィードバックのグループ学習)のファシリテーション研修を1回1時間単位で学習して行く構成に変更中にいろいろ思ったので綴っておきます。 もともと3回構成でもファシリテーションの全部を学ぶ形にはしていなくて、自分の現場で使いたいと思うものを10個くらいの中から選択して学んでもらっていました。3回構成だと多くて4個学ぶくらい。こちらのブログは少し前のものですが、企業さんが書いてくれた記事です。 3回構成というのは、単純に回数と時

ZoomとoViceとSpatialChatとCozyRoomとHereとGatherTownと、時々Discord。オンラインの会場案内図の可能性。

1つのイベントで複数のオンラインコミュニケーションツールを組み合わせて場をつくりました。 会場の部屋を移動するかの様にツールを移動する時代に以前にも描きましたが、会議は会議室の雰囲気に影響されるのと同じ様に、ツールの画面の雰囲気や操作感で、会議というかその場での対話や関係性に影響が生じると感じています。それだけオンラインのコミュニケーションツールが多様化しています。それでいて、ツールを始める操作と準備はだいたい同じものになっていて「マイク」「カメラ」「画面共有」の3要素。そ

Inspiration Seeds vol. 001:ファシリテーション

新型コロナの時代、人との関わりが薄れたと感じている人は多いと思う。他の人と会う機会が減り、誰かとじっくりと話す機会も減ってしまった。だからこそ、改めて対話やファシリテーションについて話してみた。

【メモ】記事になる前のつぶやき-就職とRSGTのネタだし

2021年が始まり、就職とRSGT2021への参加で書きたいというか、アウトプットというか、いろいろ考えたいことがいっぱいに膨れ上がっているので、メモっておきます。 フリーランスからの就職した話フリーランスからクラスメソッド株式会社というIT系の企業に就職しました。企業から企業からの「転職」ではないので、なんとなく「就職」な気分です。厳密にはいろいろ違ってそうだけど…w キャリア戦略という感じもありますが、昔から憧れていた企業の1つだったので、なんというか、うれしいし、がん

ファシリテーター目線でよく使ったオンラインツール4選&これから応援しているツール3選 ガオリュウサイド

この記事はYoutube オンラインファシリテーターの実験室の連動記事です ゆうこさんサイドはこちら → オンラインファシリテーターの実験室 Vol.14 オンラインファシリテーターの実験室 Vol.142020年に始めたYoutube。年内最後の更新です。今回は一気にオンラインの場が加速した今年、私たちが ・実際に使用頻度が高かったオンラインツール4選 ・個人的に好きで応援しているツール3選 をそれぞれ紹介しています。 このnoteは動画の中で私が選ん

オンラインの会議もツールの雰囲気で変わる。Zoomに慣れたら試して欲しいツール。〜ファシリテーター視点でのオンラインツール比較〜

窓のある会議室、ない会議室。 ホワイトボードのある会議室、ない会議室。 広い会議室、狭い会議室。 会議室の雰囲気で会議の感じも変わる ファシリテーターはその会議の特性やチーム、参加者の状態に合わせて会議する場所を選ぶこともあります。私は時々、近くの公園でやってましたし、眠そうな人が多い時は、二人組で散歩してきてもらってから会議を始めたりしました。 オンラインでのリモート会議も会議に合わせて使い分ける時代に2020年、たくさんのオンラインコミュニケーションツールが使われる

iPad持っているなら、Miroを使わない手はない件(2020/12/02)

普段会議ではiPadのProcreateを画面共有してファシリテーショングラフィックをしています。会議の可視化ですね。ただ、ワークショップの場だとProcreateでは一人でしか描けないので、miroやmuralという同時に編集可能なツールを利用しています。でも、iPadでの手書きのスタイルが結構好きなので、miroやMuralもiPadで書きたいと思って以前チャレンジしました。ところが、Muralは付箋などをDrowモードにすると手書きで付箋にもかけたりといい感じだったので

気の向くままにインタビュー

このブログは「インタビューしあう」というテーマのアドベントカレンダー 2日目です。 「インタビューしあう」の目的は「言語化する体験をして得た感覚を言語化してみる」ということで、基本のやりかたも提案されています。 「インタビュー」ということ自体は、何か雑誌や番組にとりあげられないとなかなか行う機会はないものですが、それを少し日常の対話の中で取り入れるとどんな感じになるのか…。それが気になって今回もインタビューされる時間を作ってみました。お相手はこのアドベントカレンダーの主催