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選評・共鳴

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自身の句に関する記事です。選評とは、結社誌で主宰から選をいただいた講評のこと。共鳴とは、結社誌や他の句会、noteなどで自身の句を鑑賞や講評をしていただいたものです。
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記事一覧

共鳴*戸を漏るる稽古の笛や秋祭

(岡田 耕)

岡田耕
3日前
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鑑賞*山内に火種のごとき曼珠沙華

 吉沢春雪     恵林寺の山門に掛けられている快川和尚の遺偈、 「安禅不必須山水減却心頭火…

岡田耕
9日前
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共鳴*子と燈火親しく人魚姫に会ふ

☆あんこ。 さんが大人になって読む人魚姫の本を紹介されています。 (岡田  耕)

岡田耕
11日前
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共鳴*灯落して月の兎を跳ねさしむ

☆過去の記事から (岡田 耕)

岡田耕
2週間前
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選評*新涼のこんなところに猫眠る

(岡田 耕) 【スキ御礼】選評*右ひだり前前ひだり西瓜割

岡田耕
3週間前
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共鳴*書きかけの交換日記女郎花

☆女郎花と男郎花...…この違いを 田舎の花屋 さんがお花屋さんならではの観点でご紹介されて…

岡田耕
3週間前
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共鳴*新涼や干す間に乾く白布巾

※このときの句会は、コロナ禍で郵送による通信句会だったので、筆者は選句の段階で原稿を書いていたためにこうなっています。 ☆過去の記事より (岡田 耕)

共鳴*へたり込む操りピエロ八月尽

岡田耕
1か月前
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共鳴*星流る算盤に億兆京垓

☆選評を書いてくださいました皆様、ありがとうございました。 (岡田    耕)

岡田耕
1か月前
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共鳴*妻の身の二つに分かれ立つ秋ぞ

☆長女誕生のときの句。 ☆「身二つになる」とは、妊娠している人が出産すること。子どもを産…

岡田耕
1か月前
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選評*右ひだり前前ひだり西瓜割

(岡田  耕) 【スキ御礼】

岡田耕
1か月前
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共鳴*虫干しの「丁」曝さるる通信簿

☆虫干しは夏の季語。もともとは年三回あったそうです。izoomi.momose さんのご紹介です。 …

岡田耕
2か月前
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選評*晩夏光叩いて零す靴の砂

(岡田 耕) 【スキ御礼】選評*ぱんと割る竹の割箸夏料理

岡田耕
2か月前
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共鳴*二階より二階へBonjour巴里祭

☆フランス映画『巴里祭』(1933年)。ai さんからそのテーマ曲です。 貴重な音源をご紹介いたします。 ♬ Ils habitaient le meme faubourg   La meme rue et la meme cour   Il lui lancait des sourires   Elle l'aimait sans lui dire ♬ 彼らは同じ地域に住んでいた。   同じ通りで同じ中庭   彼は彼女に沢山頬笑んで   彼女も口に出しては言わないけれど