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地方移住:スーパーフード枸杞(クコ)栽培

 20年ぶりに日本に戻り驚いたことは多くありましたが、中国人と比べ中年以上の人で何らかの病気を患っている人が多いような感じがします。
 いろいろと原因があるとは思いますが、中国人の食生活と比較し3点ぐらい気になっています。
 一つ目は、食品添加物や着色料の入った加工食品を食べすぎるということ、二つ目は、野菜や果物が非常にきれいということ、三つ目に西洋医学の薬に頼りすぎるということです。
一つ目は説明するまでも無く健康に害になるものを多く含んでいます。
二つ目は農薬を多く使っているということです。私は家庭菜園で何十種類の野菜を育てていますが、あんなにきれいな野菜を収穫したことはありません。異常です。
三つ目は日本人はほとんどが西洋技術の薬に頼っています。中国で飲む薬は漢方薬が中心です。私も風邪を引けば「涼茶」という漢方薬茶で治していました。


写真1.毎朝食べている自家製枸杞(クコ)パン

 私の帰国後の健康法の一つですが、毎朝写真1枸杞(クコ)パンを食べています。もちろん自分の焼いたもので、一つのパンに10個程度の枸杞の実が入っています。
 これを食べだしてから体の調子は絶好調です。もう止められない状態になっています。
 枸杞の効用は「最強のアンチエイジング」とか「男性のガソリン、女性のエスト」とか「スーパーフード」とか最高の言葉で表現されています。
 成分は健康に効果のあるものがたくさん含まれていますが、特に強い抗酸化作用をもつゼアキサンチンを3〜5mg/10gを含んでいます。
 具体的な効用は
 ・老化の抑制効果
 ・動脈硬化の予防効果
 ・皮膚や粘膜を健康に保つ効果
 ・抗脂肪肝作用効果
 ・視力減退の改善効果
 ・冷えの改善効果
 ・更年期症状の改善効果
などがあると言われています。
 私の場合は、普段の健康状態が良いのか、このような効果を具体的に感じることは有りませんが、まちがいなく効果はあると確信しています。
 ちなみに、血圧は70~130と、若者と変わりません。


写真2.20cmの苗の兵庫南部での成長度

 このような状態ですから、兵庫県北部へのUターンの準備を進める中で、枸杞の生産はおもしろい選択肢の一つと考えていまして、昨年からうまく収穫できるかどうかの実験を進めています。
 写真2は昨年メルカリで20cmほどの苗を購入し兵庫県南部の自宅で育てたもので、今では1mぐらいに成長しており無事越冬しました。落葉植物ですが非常に寒さに強い植物です。


写真3.昨年9月に兵庫北部に移植した枸杞(撮影は11月)


写真4.昨年9月に兵庫北部に移植した枸杞(撮影は11月)

 写真3と4は、同じ種類のものを昨年9月に兵庫県北部の自宅に移植したものを2ヶ月後に撮ったものでもので、雪の中ですのでうまく越冬したもかどうか心配です。4月には確認したいと考えています。
 実の付き方は北部の方が良かったです。今のところは北部の方が勢いもあり、環境に合っているような気がしています。


写真5.昨年11月に種をまいたもの


写真6.写真5の苗をポットに移植


写真7.同上

 写真5は昨年11月に種をまき育てたものですが冬季だったせいか成長の勢いに乏しく、昨日小さなポットに移植しましました。(写真6、写真7)
 ただし驚いたのは発芽率が良く、写真5では100本の苗が育っています。また根の長さが約10cm前後と長く、驚きました。
 苗の成長の状況は後日紹介します。
 現時点での結果は予想していた以上に順調で、北部での栽培に光が見えてきたように感じています。
 何でもチャレンジしてみることです!

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