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ポーランド滞在記(現地編_6:ワルシャワ編)

こんにちは、おかだです。

過去のアルバムを見ていたら、ポーランドにいた時の写真などが色々見つかりました。今回はワルシャワへ旅行で行った時のことをお話しできればと思います。

ワルシャワはポーランドの首都です。入国する際は基本ワルシャワから入国です。あるいは近隣の国から陸路で入ることも出来ますし、空路でもいけたかもしれません。

初めてポーランドへ行こうと思ったきっかけは「アウシュヴィッツ」を見学しようと思ったことです。学生時代に第2次世界大戦のことを授業を通して学び、その中でもとりわけアウシュヴィッツを巡る歴史に興味がありました。「海外に行くことがあればまずはアウシュヴィッツを見学しに行く」とかねてより決めていました。

そしていざ旅行者としてポーランド行ってみたところ気に入りまして、最終的には長めに滞在するに至った次第です。

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(ワルシャワ中央駅に到着した時の写真:現地14:00頃)

⒈日本の空港出発時にあったこと

全く初めての海外旅行ではなかったのですが、片道10時間近い移動は未体験でした。不安になりつつ空港で検査を受けていたところ、手荷物検査の所でゲートをくぐった際に何故か止められてしまいました。もちろん何も怪しいものは持っていなかったのですぐに解放されました。

そして飛行機初心者あるある(だといいのですが)のリモコンの操作でうっかりCAさんを呼ぶボタン、皆さん押してしまいませんでしたか。僕は押してしまいまして「すみません間違えました」と謝りました。

次に面白かったのはそのリモコンです。飛行機の座席ではモニターで映画などを鑑賞できて、コードで繋がったリモコンを使用することでモニター画面上の操作が可能、のはずが僕のリモコンだけなぜか取れませんでした。まるでアロンアルファで固定されたのかと言わんばかりに取り外せそうにありませんでした。

別に大した問題ではないのですが、この後こんな感じでプチ不幸?的なことが続発しました。

⒉数々のプチ不幸?の連続

ようやく辿り着いたポーランド・ワルシャワ!お日柄も良く、14次頃に到着したのでワクワクする気持ちで満たされていました。ロングフライトの後でしたので疲れはありましたが、それでも異国にやってきた興奮で眠気どころではありません。

まずは重たいスーツケースを置きにホテルへ直行しました。宿泊したのはホテル・メトロポール https://www.hotelmetropol.com.pl/COVID-19-update
ワルシャワ駅から徒歩5分ほどの好立地です。しかも綺麗。お隣にもホテルが隣接していて、そちらも有名人が宿泊したことがあるそうです。

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(ホテル室内:筆者撮影)

朝食付きで、ビュッフェ形式でした。現在は感染症の問題もありますので、おそらくシステムは変わってしまっていると思います。当時の朝食のピエロギは最高でした。

さて、ホテルのベッドは2つ。友人と僕とでどちらがどちらのベッドにするかさっと決めました。耳栓が箱に入れられて枕元に置いてありました。早速開けてみると確かに耳栓が入っていた、ようです。なぜか僕の選んだベッド側の耳栓の箱だけ空箱でした。おそらく最後に利用した方が丁寧に箱は取っておいたので、清掃員の方がわからなかったのでしょう。別に困らないので良いのですが、えええ!となりまして笑っていました。

それから電車移動の際です。移動のために鉄道を利用したのですが、肘掛があるタイプの椅子でした。上から倒して固定し、肘をかける仕組みです。友人は早速肘掛を倒して使っていました。僕も使おうと思って肘掛を倒したところ、おかしなことに気が付きました。肘掛が固定できません。360°回転するではありませんか。これでは肘掛にはなりません。ただの回転する棒?です。もちろん座席は自由に選びました。本当に偶然です。

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(実際に乗車した鉄道:筆者撮影)

さらにもう一つ。鉄道チケットを買う際にもプチトラブルがありました。ポーランドではプラットホーム上や社内の乗務員さんからチケットを買うことができます。我々はホームにて購入しました。2人分であることを確認し、お金を投入し購入ボタンを押すとチケットが1枚印刷されてきました。なるほど、1枚で2人分なのだな、と思いました。実際そういった印刷の仕方はありますし、如何せんポーランド語が読めなかったので間違っているのかよく分からなかったのです(笑)。

ところがいざ乗車してチケットを乗務員に見せると「1人分しかない」と言われてしまいました。どうやらホームで購入した時に時間差で2枚目のチケットが印刷されていたようです。やむなく新たに乗車券を乗務員さんから購入しました。一つ勉強になった出来事です。

⒊国内線飛ばず、アウシュヴィッツ見学は持ち越し

さて、まだまだ続きます。僕のポーランド訪問の最大の理由の一つは「アウシュヴィッツ見学」でした。所在地は首都ワルシャワから飛行機で1時間ほどのクラクフです。我々は飛行機での移動を計画し、あらかじめ予約しておきました。その時はアウシュヴィッツ見学ツアーも予め予約しておきました。ツアーが午前中スタートだったので早朝移動になります。

早起きしてワルシャワ中央駅へ、空港へ移動しサクッとチェックインを済ませ、待機していました。しかし待てど暮らせど搭乗アナウンスはされません。案内板を見ると「遅延」の文字が。待つしかありませんでした。そろそろ時間的に間に合わないんじゃないか、そう思い始めていた矢先、飛行機の欠航が決まってしまいました。天候不順だそうです。

なんとか手はないかと色々探ってみたものの、ツアーに間に合う移動手段はもう内容でした。そんなわけで初めてのポーランド旅行でのアウシュヴィッツ見学は叶わず、数ヶ月後に僕は単独でアウシュヴィッツ見学のため再度ポーランドへ行きました。

ツアーには間に合いませんが、せっかくなのでクラクフへは行くことにしました。航空会社手配のバスでの移動ということで、空路1時間移動から陸路で3時間ほどの工程に変更としました。

道中の街並みも素敵でした!ヨーロッパらしい光景と言いましょうか、僕の友人は「こんな環境で田舎暮らししたい」と言っていました(笑)

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(クラクフでは馬車にも乗れます:筆者撮影)

事前の下調べや工程管理に加え、こういったリスク管理もしておかないといけない、ということを身に染みて実感できた出来事です。とはいえ僕にとっては何度もポーランドへ行くいいキッカケになったので良かったと思っています。

⒋何となくのまとめ

そんなわけで今回はポーランド旅行のお話でした。王宮とかにも行きまして、そこもすごく綺麗だったので次回以降で執筆したいと思っています。僕はこんな具合で観光スポットのリポートというよりは自分の実体験ベースで書くことが多いです。私の体験記事が少しでも皆さんのポーランドへの関心に結び付けられれば幸いです!

ありがとうございました。それでは次回。
おかだ

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