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社会人と大学生の両立。通信大学の話です



僕は、高校を卒業した後、
表題にも書いた
早稲田大学人間科学部eスクールに入学しました。


それと同時に、
水戸ホーリーホックという
サッカーJリーグのクラブに入団もします。


つまり、大学生と社会人の
両立をするという決意をしました。


その時の話は前回の記事に書いています。



こちらも読んでいただけると嬉しいです。



前回は入学をするまでの話を書きました。


今回は入学してからのことを書いていきます。



どのように両立をしていたのか。


興味があるけれど、
よくわからないという人のためにも
イメージが膨らむように
書いていこうと思います。




1、入学前と入学後の心情


通信制の大学ですが、
入学の時期や学習内容などは
通学生と変わりません


なので、僕も
高校卒業後の4月から
大学の授業が始まりました。



日本国内のサッカーのシーズンは
1月の中旬くらいから始まるチームがほとんどです。


僕は高卒で水戸ホーリーホックに入団したため、
高校3年生の1月からチームの活動に参加していました。



つまり、1月から3月はサッカー選手としての活動のみで、
4月からはそこに大学生としての活動が加わるというものでした。



自分的には、この4月から大学の生活が
急に入ってくるのが少し辛かった部分ではありました。


高校を卒業して、
初めてのサッカー選手としての活動をしていた中、
ようやく慣れてきたところに
新しいことをしなければならない。


さらに、入学当初は
授業を多め選択しており、
ほぼ毎日授業を受けていました。



この時期で
心が折れる選手も少なくはありません。



大学での授業は、最悪やらなくてもいいこと


だからこそ、自分に厳しくないと
やっていけないと思います。


僕の場合は、決して自分に厳しくはなかったですが、
お世話になった人が多く、
やめてしまったらその人たちに申し訳ないと思ったから
続けられました。


おそらく、だれにも頼らず
入学していたらやめていたと思います。


自分に甘いので。笑



もしこれから入学しようとしている方は、
最初のつらい時期だけどうにかこらえてほしいと思っています。



一番しんどいのはこの時期だったので、
ここさえ乗り越えれば
あとは問題なくいけると思います。








入学当初はやり方が
よくわからないところもあります。



授業の詳細情報。
授業の選択方法。
授業の学び方。
必要資料。
入金方法。
事務作業方法。      など。


もちろん、メール等で
説明はしてくれるのですが、
確認が漏れていたりするときもありますし、
文言だけでの説明だと
はっきりとはわからないこともあります。


そんなときに大きいのが
近くに先輩がいること。



僕の場合は、
同じチームにこの大学の先輩がいました。


これが大きかったです。




本当にわからないことだらけです。


だからそこを気軽に聞くことができる人の存在は大きすぎます。


本来、通学生であれば、
お互いが話あっていますし、
わからなかったらその場で聞くこともできますし、
変な間違いは少ないと思います。


通信は、わかっていないことが
わからないことも多いので、
その都度注意事項を伝えてくれる人の存在が非常に大きくなります。






大学で○○○を学びたい。

目的のために必ず大学で学びたい。


このように明確な思いがある人は問題ないと思いますが、
そうではない人は、頼れる人がいないと折れてしまうと思います。


僕はその環境面でいうと
恵まれていたなと思います。



2、具体的な学び方



次は具体的にどのように学んでいたかを書きます。


まず、サッカーの方の大まかな1週間の流れがこちらです。

日曜日:公式戦
月曜日:リカバリー、メンバー外は練習試合
火曜日:オフ
水曜日:練習(午前&午後)
木曜日:練習(午前のみ)
金曜日:練習(午前と若手のメンバー外は午後も)
土曜日:練習(午前のみ)


だいたいこんな感じです。

もちろん週によって変動はありますが、
このような流れが多かったです。


さらに、夜飯の前にはジムに行って
トレーニングもしていたので、
21時以降か午後の練習がないときに
授業動画を視聴していました。


オフの日は逆に大学生の活動も
オフにしていました。




eスクールは通信のため、
ただ視聴するだけでは出席にはならず、
その授業のまとめを掲示板に書くことで
出席とみなされるという仕組みでした。



普段の授業はこんな感じです。


入学してすぐのときは
自分のやり方を見つけられず、
時間の管理ができていないと辛いとは思いますが、
そこを乗り越え、流れを掴んでくると
慣れてきて学習できるようになります。



その次の難関は
レポートの時期です。



ここでも多くの人が折れてしまうところだと思います。



本当に計画的にできないと
提出できません。



僕もそのひとりで、
計画的にできていませんでした。



最初のころは、
プロサッカー選手としては絶対によくないことですが、
睡眠時間やジムのトレーニング時間を削って
レポートを作成していました。


なんとかそれで間に合わせてはいましたが、
本業の方に悪影響が出ていたのも事実です。



これでは本末転倒なので、
計画的にコツコツやることが重要だと思います。








僕は1年目や2年目のときに
多めに単位を取得するように計画をしていました。


だからしんどかった部分もありますが、
3年目、4年目になると授業の数も減り、
自分の学び方もある程度形になっていたので、
しんどいなと思うことはほとんどなくなっていました。



最初の時期を耐えれたら
そのあとはなんとかなります。


なので、頼れる人を見つけ、
相談しながら1年は無理してでも続けてみてください。



そうしたら卒業できると思います。




3、卒業間際


卒業が迫ってくる時期には
ゼミがあり、卒論もあります。


そして、卒業できた際には
大卒という資格も取得できます。


次回、卒論のことや、
大卒によるメリット

そしてこの通信制大学の良さを
書いていこうと思います。



また次回も見ていただけると嬉しいです。



岡田明久

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