
自社の強みの見つけ方。日常の分析と言い換えでイノベーションの原石を見つけ出す【ひらめき塾②】
こんにちは!岡崎市が運営する完全無料のビジネス相談所、オカビズです。
第1回目が大好評だった「ひらめき塾」。3月10日に第2回目を開催しましたよ。
新規事業、つまりイノベーション=「新結合」のためには、「自社の強み」とこれまでありそうになかった組み合わせが必要だというのが、第1回のお話でした。
では、新しいものと組み合わされる、そもそもの自社の『強み』は何なのか?
これが今回のテーマです。
事業が今日まで続いてきているからには必ず『強み』、他の企業にはない『売り』があるはずなのです。
皆さんで事例やワークをもとに、具体的な手法を学びました。
「すごい人の普通はすごい」
講師・秋元が著書「20代に伝えたい50のこと」を出版するときに、敏腕編集者・土江さんに教えてもらったこと、
「すごい人の普通はすごい」。
すごい人が当たり前にやっていること。そこにすごいことがたくさん隠されているというのです。
みんな当たり前にやっているから、すごいことに気付けない。
だから、言わない。
すごーーーく、勿体無い。
その当たり前にやっているすごいこと=『強み』に気づき、伝えるために、『強み』を「コトバ」にすることが大事です。
『強み』に気づき、コトバにする6つのルール
ではどうやったら、当たり前にやってしまっている本当は「スゴい」こと、に気づけるのか?
そこで、オカビズの相談で『強み』に気づいたプロセスをいくつか再現しました。
オカビズ相談にくると、秋元はどんな質問をするのか?
例えば、「どんなふうに仕事をしているんですか?」
常の仕事の流れを書き出してもらう。
細かく。とても細かく。
他には、
弱みだと思っていることを言い換えてみる=リフレーミングする。
一方から見ると弱みに見えるが言い換えると強みになる。
他にも他社にはない『強み』を引き出し、気づく、そしてコトバにするための6つのルールを体験しました。
『強み』の類型は7つある。
では強みになることは何か?
便利、便益だけと思いがちですが、そうではないんです。
見方を変えると、その顧客にとって有益なことは7種類あるんです。
例えば、その職業の人からすると、お金をもらってやる面倒な仕事も、やったことない人にとっては、お金を払ってでもやってみたい。いわば、「アトラクション」のような感覚なのです。
見方を変える、ターゲットを変えてみると価値が変わることを7つに分類してみました。
ひらめきの7つの習慣の1つは「コンビニ」にあり。
前回、紹介したのは「本屋さんで30分」でした。
今回の舞台は「コンビニ」。
いや、いつも行ってるし、そんなところにヒントがあるの?って思ったアナタ、今日から見方を変えるチャンスです。
コンビニは新商品が大量に置かれている。
そして、売れないものはどんどん下げられ、売れているものだけが残る、トレンドの宝庫なんです。
そこで、いつも立ち寄るコンビニで、
見慣れない商品はないか?と観察をしてみる。
見慣れない商品があったら、商品のターゲットやセールスワードはなんなのか?を自分で考えてみる。
そして答え合わせをしてみる。
そんな毎日のちょっとを変えるだけの習慣を掘り下げました。
今回も大盛り上がりでしたー。
次回はいよいよ3回目、折り返しです。
次回も楽しみです!!