リョービ、ギガキャスト方式に参入
リョービ、ギガキャスト参入とEV供給網改革
EV供給網改革に対応。
自動車アルミ部品大手の領備は電気自動車EVの新しい生産技術ギガキャストを使う大型車体部品の生産に参入する。
一体成型で数十個の後半部品を一個のアルミ部品に置き換え、車体の製造コストを2割下げる。
部品メーカーでもEVの供給網、サプライチェーン改革を見据えた動きが広がってきた。(日経新聞)
ギガキャスト方式とテスラの生産方式
ギガキャスト何日か前にもやってるんですけど何かって言うとこれテスラの生産方式なんですよ。
車のボディがありますよね。今までは数十個から100個ぐらいの部品を溶接してそれで一つのボディを作ってました。
車のボディいいですよね。
でもテスラの方式だと一枚のアルミの板をベコンと圧縮成型ですよ。圧縮成型するっていう風に言われててメリットはとにかく安くなる。それは溶接でやってるより圧縮でやった方が安くつくっていうことでこれテスラがやって成果を上げてるようなんですよ。
しかもまず中国の自動車メーカーが2社ぐらいかなこの日経新聞の記事に載ってるのはそこ追随してますよということですよ。
テスラのギガキャスト方式。従来のボディの作り方じゃなくて1枚の板から圧縮成型方式ですよ。
他にもスウェーデンのボルボ、ドイツのフォルクスワーゲン。
フォルクスバーゲンと言えば特にトヨタのライバルなんでね。
台数でね。あと中国とかアジアとかそういうところのライバルですよ。ここも参入しようかなって言ってるのでトヨタもいよいよ重い腰を上げるということになってきてます。
この間のニュースでも言いましたけど下請けを切ることになるのでねこれをやるとどうしようか苦しいところだけど。
でも下請けを切るというか、それだと自分のところがダメになる可能性があるので下請けを守って自分のところならもう全部の下請けダメになりますからとりあえずやりましょうということですよ。
このリョービっていうところもやります。トヨタグループかどうなのかというのはここには書いてないんですけれど。
例えば50億円を投じて静岡の菊川っていうところに建設しますよ。
新しい建物を建ててその中に締め付ける圧縮するんでね上から力バーンとかけますよ6000トン級ですから6000トン。
それぐらいの力をかけてボディにしていきます。テスルはその大きなボディを2枚貼り合わせてやってますからもう1回言いますけどコストが安くなります。部品会社この領備参入表明他にも海外の部品会社なんかは参入もするというふうに言ってます。これ自動車会社が独自でもうトヨタの中でやるのか下請けで下請けというかグループというかそういうところでやるのっていうのはまだまだはっきりしてないです。
ただこのギガキャスト方式も新たなテクノロジーなんでそれは当然いいことばっかりじゃないですよ。
まずデメリットの一つは歩留まりが出るかもしれない。
歩留まりっていうのは作ったけどちょっと不良品ということですよ。
不良品で使えますか?みたいな。多く出るかもしれない。
これはやってみないとわからない。まだまだ技術が日本のそういうリョービとかやり出すところなのでこれから先実際に作ってみないとどうなるかわからない。
もう一つのデメリットはこれは我々に関係あります。
事故が起こって今までならパーツ交換対応できたかもしれない。
ところがボディごと変えないといけないとか日本の板金技術で叩いて元に戻すとかっていうのはありますからどこまでどうなのかっていうのがあるんですけど…
一部分切り取ってじゃなくなるかもしれないっていうのがデメリットです。なのでここから先このギガキャスト方式のボディが普及した時に日本として中で普及するかどうかっていうのはまだまだ未知数じゃないかなと思います。
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