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WBC配信がAmazonファイヤースティックTVの販売を後押し模様

日本代表が優勝したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)はスポーツのインターネット配信の定着を印象づけた。ネット配信を手掛けたアマゾンジャパン(東京・目黒)のテレビ向け視聴端末の販売は3月に入り、大手量販店で6割拡大。固定ファンの多いスポーツは、競争が激しさを増す動画配信で顧客獲得のカギになる。

日経新聞

日本代表が優勝したワールドベースボールクラシック(WBC)が、スポーツのインターネット配信の普及に一役買っています。

この大会を通して、Amazon JAPANのテレビ向け視聴端末であるファイヤースティックTVの販売が3月に入ってから大手量販店で6割増と大幅に拡大しました。

固定ファンの多いスポーツの競争が今後も激しさを増していくことが予想されます。

昨今の娯楽状況からすると、地上波テレビで積極的に番組を見ようという人はほとんどいなくなっています。

しかし、WBCのようなビッグイベントの時にはインターネット配信が注目を集めます。ファイヤースティックTVはHDMI端子に接続するだけで、簡単にインターネット配信を楽しむことができるため、多くの人々に支持されています。

アプリ利用者数に関するリサーチ会社によると、プライムビデオのアプリ利用者数は2月1日から比べてほぼ倍に近くなっています。

決勝戦では多くの人が視聴しました。一方、ワールドカップを配信していたAbemaTVも無料で配信を行っていましたが、大会が終わると利用者数は元に戻りました。

今後、各社は増えた利用者数をどのように維持していくかが課題となります。Amazonプライムは年間4900円(月額約500円)で映画やバラエティ、オリジナル番組が見放題であり、見たい時に見たいものを見ることができます。これに対して、AbemaTVは無料でしたが、利用者数の維持が難しい状況です。

インターネット配信が普及する中で、WBCのようなスポーツイベントが各社の戦略に大きな影響を与えることが予想されます。今後もAmazonファイヤースティックTVのような視聴端末が売れ続けるか、またインターネット配信の競争がどのように変化していくかが注目されます。

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