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死者の存在感 《読書一服》

南直哉の「死ぬ練習」で、おっ、と思った内容。
仏教にしろキリスト教にしろ、2000年以上前の人物が、
未だ圧倒的な存在感を維持している。
同じように、某独裁国家でも、現在の統治者やすべて
の国民よりも、すでに死んでしまった先代や先々代、
さらに前の建国者の方が、圧倒的にリアルに存在する。
その国はまさに死者が統治する国。
建国者の毛沢東。経済の礎を作った鄧小平。
習近平の野望という人もいるが、現代に主導権を取り
戻すために必死になっている、という見方もできるの
かな。

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