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Ommadawn,Pt.1 / Mike Oldfield (1975)

Ommadawn,Pt.1はMike Oldfieldの楽曲でアルバム『Ommadawn』に収録されている。

Ommadawn,Pt.1

もっとも優れたアルバム

Ommadawnは個人的に、唯一インストゥルメンタルで泣けた曲で、至高のアルバムです。静かにはじまるこの曲は、同じフレーズをさまざまなパターンで繰り返し、時にはギターが泣いたり、かわいい笛が吹いたり、アフリカンドラムが響いたり、コーラスによって心が震えたりします。聴いていてつまらないと思うことがなく(と思うのは私だけでしょうか)、本当にいまだに最高峰の楽曲とアルバムとして私の中で君臨しています。

Ommadawnの意味

Ommadawnはゲール語で「愚か者」の意味だそうですが、真意は不明です。

「Amarok」へのバージンの反応は、どうでしたか。

これは「Tubular Bells II」だよなって言ってたよ。なので、「いや、違う。別のタイトルを考える」って言った。最初に考えたのは、ケルト辞書を見ることだった。「Ommadawn」は、ゲール語 (スコットランドのケルト族の言語) で「バカ」の意味だ。私の自伝は「Changeling」(知恵遅れ、鬼っ子) ってタイトルで、それをゲール語で言うと「Amarach」になるんだけど、私には「Amarok」って聞こえる。なので、そうしたんだ。

ジャケットの文字は、プロデューサーのトム・ニューマンが金属を削って作ってくれた。バージンは、なぜ「Tubular Bells II」じゃないんだって怒り狂ったけど、「Tubular Bells II」じゃなくて「Ommadawn II」なんだから、仕方ない。だけど、「Ommadawn II」じゃタイトルとしてしっくり来なかったんで、「Amarok」になった。

マイク・オールドフィールド、「Tubular Bells」以外を語る (8/14)

あとで関連楽曲であげますが、Amarokという楽曲の由来のついでにOmmadawnについて語っています。

アルバム『Ommadawn』楽曲リスト

2曲しかありませんが、Pt.2にエンディングテーマが含まれますので実質3曲です。

  1. "Ommadawn (Part One)"

  2. "Ommadawn (Part Two)"

ライブ版

Mike Oldfield - Knebworth festival 1980 - Ommadawn - The Essential (720p)

Ommadawnをライブで聴けるの本当にうらやましいです。タイムマシンがあったら行きたい。

関連楽曲

Amarok (1990)

上記記事の引用にも書いてある通りで、因縁のある楽曲です。1時間ぴったし、Tubular Bells IIでもなくOmmadawn IIという曲名でもなく、Amarokです。1時間しっかり聞くと美しいメロディーに出会えますが長いんだな。ロングドライブにおすすめです。

Return to Ommadawn (Pt.1-2)(2017)

まさかのOmmadawnの続編。Ommadawnのような緊張感はありませんが、年齢のいったMike Oldfieldが紡ぐ音色がここまで美しいと思ってなくて本当に感動しました。父が亡くなり、少し経ったあとに聴いたので心のよりどころでした。

Mike Oldfieldの神髄

OmmadawnはMike Oldfieldの神髄だと思いますし、陶酔しているミュージシャンも多くいます。日本ではファンは少ないですが、好きな人は絶対友達。
ぜひ聴いてみてください。

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