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【ワンオペ育児】本当のツラさ

「ワンオペ育児」と聞いて、

具体的に何が大変か分かりますか?

・物理的に手が足りない

・時間が足りない

これは誰でもすぐに想像できることかと思います。


でも実は、

そんな身体のツラさより

「心のツラさ」が一番こたえるのです。


この先は自身の体験を元に書いていきます。

現在ワンオペで大変な思いをしているママ、

奥さんがイライラしているなと思っているパパ、

是非読んでください。

※母親側のワンオペが多いので母親目線で書いています。


子供の予防接種の予定を組み
用紙を記入し予約を取り
連れて行ったことはありますか?

子供が日々持ち帰る大量のプリント
目を通してスケジューリングしたことはありますか?

子供同士の付き合い、
その延長線上でママ友との関わり、
習い事での先生との関わり、
積極的に参加できていますか?

子供にどれだけお金がかかるか
小さなものから全て
具体的に計算したことはありますか?

上記のようなことを普段から「夫婦で」行っていると
自然と子供の話をする機会が増えます。


ワンオペで心が疲れるのは、

育児を「本当の意味で共有できる相手」

がいないからです。


その日あった出来事、
子供の可愛いエピソード、
できるようになったこと、

「ママ」は「パパ」に
話したくて仕方ありません。
聞いて欲しいのです。

帰宅して早々、
顔を合わせるなり
「排水溝が汚れてるよ」
「お風呂また掃除できてないの?」
「俺の方が主婦に向いてる」
そんな言葉、掛けたことはありませんか?


まず、子供がその日1日

元気で過ごせたことを

喜んでください。

そして子供を元気に過ごさせてくれている
奥さんに感謝してください。

それだけで心が救われます。


子供のスケジューリングや
日々の持ち物、準備など
いずれも常に
イレギュラー対応が求められます。
全てやってみると分かりますが
非常にカロリーの高い作業です。

当たり前のようにこなしている奥さんに
「すごいね」と
褒めてあげてください。

こなせていなかったとしたら
疲れの限界がきているのでしょう。
「いつも頑張ってくれてありがとう」
と励ましてください。


ワンオペ育児になっているということは
きっと「パパ」は、
家族を生活させるために
毎日ストレスに耐え
一生懸命に仕事をしてくれているのだと思います。

奥さんは分かっています。
分かっているけど余裕がないのです。


帰宅して文句を言いたくなる気持ちも分かります。
誰だって、気持ちの良い家に帰りたい。

仕事に忙しく、
物理的に家事や育児に参加することができないのであれば
仕方のないことです。
それも奥さんは分かっているはずです。

その場合まずは

奥さんに「いつもありがとう」

と感謝してみてください。

「あなたのお陰で子供たちが今日も元気に過ごせた」

と。


その一言だけで
ツラさの大半が吹き飛びます。


私も仕事をしていますが、
リモートワークがメインなので
大人と喋る機会がほとんどありません。

今でこそ慣れてきたものの、
はじめの頃は孤独で頭がおかしくなりました。

一瞬でいいのでとにかく大人と会話がしたい。
その為だけにネットや生協で物を爆買いし、
配達業者さんに
「こんにちは」
「ありがとうございます」
と挨拶することで
社会との繋がりを持てた気がしていました。


これは人にもよりますが、
自分自身はバリバリ働きたいと思うタイプですので、

ワンオペゆえにキャリアを捨てざる得ないこと、
やりたい仕事が自由にできないことも

心に余裕がなくなる一因です。


時間を気にせずひたすら仕事ができる人が
心から羨ましい。

呼ばれてすぐ家を飛び出て
仕事へ向かえる人が羨ましい。

そういう思いを知ってもらえるだけで
幾らか心が安定します。


物理的に難しいのであれば

感謝・共感の言葉で

「心のツラさ」を緩和してください。

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