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12月25日 日記「叩くか慰めるか」

月曜日。九時に目覚ましをかけるも二度寝をし、12時から活動を始める。

ファッションつーのは精神のコンディションによっては、見かけ倒しのくそ薄っぺらいものに思えてしまうのに、外に出る服に着替えるのに三十分ほどかかり、どうして自分はこうもぺらっぺらなのか、いやそれとも煩悩でいっぱいでぱんぱんなのか、どっちなのか、いや俺はとてもガリガリだななんて思う上、都合のいいことに就職活動という差し迫った状況では、まるで片時も抱いて離すことがなかった愛するぬいぐるみについて語るかのような勢いでもってやれガクチカやら志望動機はやら、ファッションを盾にしてしまう私を、果たしてお洋服たちはどう思っているのか。

図書館につき、遂にそらスコンを読破。次に取り掛かるのは「汝、星の如く」の続編「星を編む」。なぜか知らんけれども、文庫よりも単行本の方がすいすい読んでしまうのは一体なぜ?

資料庫にも入り、例の「文藝」を読み、尾崎世界観と西加奈子の短編を読んでお腹いっぱいに。金原ひとみのは途中でラップしておいておくことにした。

この後、友達と会ってなぜだか銭湯に行くことになっているのだが、俺はあいつにちょっとイラつきと心配とが混ざったようなごちゃまぜな感情を抱いていて、おりゃいと一回頭をひっぱたいて、銭湯ばっか行きやがってよこの腑抜け、この漬物めがと言ってやりたいが、そんなことをしては可哀そうだ、あまりにひどいとも同時に思っていて、さてどうなることやら。

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