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直前期の急ブレーキ。忘れてはいけなかったこと。

こんにちは!お受験ママ星人です!


みなさん夏休みお疲れ様でしたー!

夏期講習や見学や相談会やら
目まぐるしい日々だったと思います。
夏休み終わったけど、これ!
まだ土日あれば出来るよ〜。


ここからの更なるラストスパートの時期について
皆さんにどうしてもお伝えしたいことがあるのよ…。


これもまた私の失敗談なんだけど
(またかお前は)


聞いてくれる?
(なんか話し方キモ)


実は先日のInstagramでの質問コーナーで
たくさんご質問いただいたのが、


直前期、お前らどうしてた?
(誰もこんな聞き方しない)
(略したとしても、みんなに失礼すぎ)


って話でね。

ふと思い返したのよ。


そしたら、

あ、めちゃくちゃ失敗してたッッ★
(だから話し方キモいって)

ってことを思い出したので、
同じ轍を踏まないでねって意味で
恥を忍んで書こうと思います。




直前期、まさかの急ブレーキでお受験終わったと
思ったハナシ。


最終的には励まされる内容になってると思うので
是非読んでね。



我が家も怒涛の夏を超えて
(庶民なのでおうち学習がベース)
偏差値は伸びました。


そしてそれと同時に生まれました。慢心。
いやー怖い怖い。


もうこんなに頑張ったんだから
これ以上やらなくったって…

とか、

567が怖いからってこんなに登園自粛してるけど
もう卒園も近いのに、こんなに行けなくて可哀想かな…。

とか、

むしろ行かせて集団行動をさせた方が
行動観察にも良いかも!


とかね。


色々思ってしまったわけですよ。


そりゃあさ、確かにそういう面もあるかもしれない。
でもそんなこと言ってる場合じゃないのよ。



じゃあ何でそんなこと思ってたの?
っていうと、


私(親)が、疲れちゃった。


ってのが大きかったかな。


いやもうほんとに何言ってんの?なめてんの?
アホなの?馬鹿なの?って感じなんだけど。


夏、みなさん疲れませんでしたか?
いやむしろ現在進行形で疲れてない?


夏期講習にこの暑い中送り迎えしてさ。

通気性の悪い紺服とか練習がてら着て。

お教室の時間前は早めに到着して
時間潰したり。

予想外の台風で雨降られたり。

お教室終わってからは何か食べさせたり。

暑くてだれてる子どもに
「シャキッと歩くよ」とか声かけたり。

朝から何を食べさせるか、

家では何をさせるか。

お教室の宿題に、

ペーパーのワークやらせて、運動やらせて、

隙間時間に巧緻性やらせてって

タイムスケジュールたてて。

食事も季節のもの加えたり、説明したりさ。

外に出ても風物詩拾ったり、体験させたり。

寝る前は本の読み聞かせしたり。


子どもが寝てからは
翌日のやることをまとめておいたり、

願書の推敲や面接練習。

過去問とにらめっこ。


そんなこと毎日毎日していたから
とにかく疲弊していました。
(みんなもそうだよね?)



いやお受験するなら当たり前でしょ、とか
そんな覚悟も無くやってたの?とか。
言われれば確かにね?そうなんだけどね?
ましてやスタートが遅かったし。でも、


こっちも人間だからさ。
しんどいなーとも思うんだよね。


そして悪魔の囁きが聞こえるわけ。
(この悪魔は純度100%私なんだけどさ)
()内は現在の私。当時は思えなかったよ。


『Instagram見てみなよ。友達家族は沖縄旅行行ってるぞ』
(見んなそもそも。)

『もう疲れちゃったし、夏に頑張ったんだからあと2ヶ月キープ出来ればいいじゃん』
(夏に頑張ったのは子どもでお前じゃないからな)

『これ以上詰め込んでも意味ないって』
(言い訳しとる場合か)

『のびのびさせてあげるのも親心かもよ』
(いや親ならこの時期は学力をとにかくつけてやりなよ)

『夏休み中の模試の判定も良かったじゃん大丈夫だって』
(数週間後、めっちゃ後悔してるからね)


ってね。
ギクってなった方いる?

あ、あなたも?あなたも?お一人飛ばしてあなたも?


いやーでもほんと、

ちょっと分かるわ〜。

って思っていただけると思う。


だって、日程的に運動会も行けないかもしれない。

行けたとしても今は園のみんな、運動会の練習を
毎日してるっていうのに…。

うちの子は運動会の練習じゃなくて
面接練習してるって何…?


とか思ってしまうんだよね。


でもね、ここで手綱を緩めるとやばい。


私が良い例だけど、あ,間違えた
悪い例だわ。


そう、真似してはいけない例なんだけど、
手綱を緩めてしまったのよ。


それまでは一日中勉強のことを考えていたのに
直前はゆっくり過ごした方が良いよね!

とか思って、休日でさえ勉強時間2時間(1日あたり)とか
ものすごーーーくぬるーーくやってたの。


そうしたらね、夏休み明けて数週間後の模試。
バッチバチに偏差値落ちたの。笑

点数も10点くらい落ちたのかな。衝撃。

そう、みんな追い込みの時期で
手綱緩めてる人なんていないわけ。


やばっ、判定落ちてる!
(アホなの?見るべきはそこじゃないだろ)
(大体何がキープだよ現状維持は退化だわ!って感じよね。)


そしてここで娘の急ブレーキ。

まさにこのくらいの時期。


模試の結果も芳しくないし、
(偏差値ではなく点数だけで伝えてた。)
夏休み明けに幼稚園に行ったら
みんなお出かけとかしてたのに
自分は勉強ばっかりだったし。


幼稚園の運動会練習しても、
幼稚園生活最後の運動会なのに
もしかしたら出られないかもしれないし。
(雨天時の順延日程は試験日だった)

てな具合で勉強に対してやる気なしなので、

勉強してる時は常に不機嫌で、
姿勢は悪いし字は雑。
集中してないからミス連発。
前回教えたことも頭に入ってない。


そんなんだからこっちもついつい
ミスをした時に責めてしまう。


というスーパー悪循環に陥りました。
この時が本当に辛かったな。と思います。


今思えば娘の不機嫌もやる気の無さも当然。

だって、私のやる気が無かったんだもん。
まだ本気になりきれてなかったんだもん。

それなのに娘には100%のやる気と、クオリティを求めるなんていったい何様?ってハナシで。

でも、このときに

なんかもう。良いんじゃん・・・?

ここまでで。

これで入れる学校で良いよ。

(そもそもどこにも入れないかもしれないのに)

(アホだし最低な発想すぎて引くわ)


って、半分くらい本気で思っちゃってた。


でもそれじゃダメなんだよね。親が思っちゃ。


今だからこう思えるけど、
私、自分で気づいたわけではないんですぅ…
(そうだろうな。お前が気付くわけないから)


これはお受験パパの記事でもお伝えしましたが
夫の一言が大きかった部分も確かにある。


あとは実母からのブチギレも効いたな。

なんかもう良いかな、ここまでやったしあとはゆっくり…

ってゴニョゴニョ言ってた私の頭を

スパアァァァンて引っ叩いて起こしてくれた。


『母親でしょう!目を覚ましな!!』って。


その時に言われたのがさ、


『1番頑張ってるのは子ども!!あなたたち夫婦じゃない!』


『親が諦めた顔1%でも見せたら、

子どもは期待されてないことを見抜くの。

どうして誰よりも最後まで信じて、

闘ってやらないの?』


『ここまで努力させておいて、

親のペースで進めておいて

最後に手綱緩めて点数おちて、

子どもはどんな気持ち?』


『みんな今、泣きながらラストスパートかけてんの。

うだうだ言ってる暇があるなら1問でも多く解かせて

自信つけさせてやるのが親でしょうが!』


『暑い日も寒い日も、お教室に行って勉強して。

休みの日には朝から支度して学校見に行って。

幼稚園も仕事も時間もお金も、

何もかも犠牲にして、

子どもにもたくさん我慢させて

その結果何も残らない、それで本当に良いの?』


って超絶叱られましてん…。この歳で。

(いやお母様、夏前に入塾したから寒い時期は行ってないです

とか絶対に言えない雰囲気だかんな。)


いやこんなん皆に言うの
恥ずかしいから黙ってようかなぁ〜とか
思ったりもしたんだけど。

本当のことをお伝えしてさ、
みんなにもここからもう一度
気合入れ直そうって思ってもらえたらなって。


そしてその後、私の夫も娘がお教室のときに呼び出され…

同じ説教を受けました…。

(夫は張り手はされてないよ。当たり前か。)


実際、うちの母は娘たちを全員国立や
難関・名門私立に受からせてるので、
言うことももっともだった。

自分に甘いってのを見透かされてたなって。

子どもに無理させないように、じゃなくて

自分が無理したくないだけだったなって。


あ、母の名誉のために言うと
普段はこちらが助言を求めない限り
一切口出しはしてこないよ。

そして張り手されたのも幼少期以来。
(多分子どものときに危ないことして叱られた)

そして夫に物申したのも、
これが最初で最後だと思う。

夫婦間の喧嘩も中立マンだし。

(いやむしろ夫を立ててるな)


だから本当に、見るに見かねてだったのだと。


ただ、その時に同時に母に言われたのがね


『娘だから本当は、

もういいよって言ってやりたい。

のんびりしなって言ってやりたい。

よく頑張ってるよって抱きしめてやりたい。

お母さんだから。

でもね、

お母さんだから言わなくちゃいけないの。

他の誰も言えない事を、

お母さんだから言うのよ。』


とも泣きながら言ってくれたのよ。


そして気付いたのよ。


これって、私が娘に思ってることと同じだって。


私もさ、

解けなくて悔しくて泣いてる娘に

泣いてないでもう一度!じゃなくて

『もう良いよ』って言ってやりたかった。


他の子が幼稚園のあとに遊ぶお約束してるのを

羨ましそうに見る娘に

帰ってペーパーやろうね、じゃなくて

『一緒に行こうか』

って言ってやりたかった。


我慢して健気にお勉強始める娘に

今からは集中してね、じゃなくて

『遊んじゃおうか!』

って言ってやりたかった。


学校見学でお返事が小さい声だった娘に

次は大きな声でね、じゃなくて

『それもあなた。良いんだよ』

って言ってやりたかった。


モチベーションが下がってミスばかりする時

もう一度自分で見直しなさい

と席を離れた。振り返ってみたら、

小さな背中が泣いて震えてた。

その背中を抱きしめて、いつまでだってぎゅっとして

『今日はもうやめちゃおうか』

って言ってやりたかった。



何度も、何度も、そう言ってやりたかった。


でも、言わなかった。言えなかった。

言っちゃいけないって分かってたから。

私は、母親だから。


なのに、何故いま私は母親として

言ってやらなきゃいけないこと

やってやらなきゃいけないこと

をしていないんだろう。


って大後悔しました。
そしてここからは本気で臨んでたね。

自分の睡眠時間も限界まで削って。

娘にも謝って、ママの努力が足りなかった!
ここから最後まで2人きりで
誰にも邪魔されずに勉強しよう!

と言って、2人だけの時間をたくさん作って
毎日毎日ポジティブに励まし続けた。


試験が終わった時に

【やりきった!これでダメなら学校にセンスがないわ!】

【うちの娘を入れられなかったことを後悔しな!!】

って思えるくらいには、全員で全力でぶつかったと思う。

その結果が合格だったとは思う。


だからね、覚えていてほしいんです。

皆さんも今の時期本当に大変な毎日なはず。

それでも、もう一度。

親にしか出来ないこと、考えていこう。

頑張ろうね。


1年後、

「夏休み早く終わんないかな〜学校楽しいんだもん!!」


って、学校を楽しみにしているうちの子みたいに

皆さんのお子様も、
望んだ地でそんなふうに言ってるはずだよ。


あと少し、最後まで一緒に走ろう。




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