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死んだ彼、生きてる私
3日前までは「将来の2人」を語っていたのに
自死した彼。
理由なんて彼にしかわからない事を考えても仕方ない。
「自分で決めたんだね」
「1人で決めて、出来る事は自死だけだったんだね」
彼の身体は、何年も帰って無かった
帰りたく無かった
奥さんの住む自宅に行ってしまったから。
祭壇も遺骨も私の元には無いけど。
遺髪と遺影にお線香をあげているよ。
自宅の遺影より、こっちの遺影の方が いい男だ
生後42年8カ月〇〇を知る
「やだぁ~幸ちゃん、ぶりっこ~」
生後42年8カ月、初めて参加した合コンで(40歳オーバーの男女の飲み会でも『合コン』と言っていいのならば)で、また女を敵に回してしまった。
ぶりっ子でもなんでもなく、本当に知らなかったのさ。
私の母は、浅香光代とデビィ夫人と野村沙知代を足して数百倍したような女だ。母が「黒」と言えばまぶしいくらいの白い「白」も黒と言わされていた私だ。世の中の理不尽など、私の母