【小学校受験】同志社小学校の願書の書き方、面接内容、質問内容
私どものお受験経験を元にnoteにしてまとめています。
これから受験されるご家族のお役に立てれば嬉しいです。
今回は、同志社小学校です。京都府京都市左京区岩倉にある同志社大学の付属小学校。
2006年に開校し、これによって同志社は、幼稚園から小・中・高・大・大学院までの一貫教育が可能となりました。
同志社の学祖は新島襄です。
1843年、江戸にて安中藩士・新島民治の子として生まれた新島襄は友人から譲り受けたアメリカの地図書からアメリカ制度に触れ、アメリカにあこがれを持つようになりました。
そして幕府軍艦操練所にて洋学を学でいたある日、漢訳聖書と出会い、新島襄は渡米を決心します。
1865年、アメリカ合衆国へ渡米、その際乗船していた船主夫妻の支援を受け、フィリップスアカデミーに入学をします。
アメリカ在住時にキリスト教(プロテスタント)の洗礼を受け、名門校アマースト大学を理学博士の学位を得て卒業します。
当時、幕府の施設する使節団として慶應義塾を創設した福沢諭吉や、岩倉使節団の伊藤博文など欧米へ留学する日本人は多くいたものの、日本人として、アメリカの大学を卒業したのは新島襄が初めてのことでした。
アメリカで日本伝道通信員として活躍する新島襄でしたが、1874年、日本でのキリスト教主義大学の設立を懇願し、帰国することになります。
そして帰国後設立した大学が同志社大学です。
そのような過程で設立された同志社大学の建学の精神は、
の 3つを掲げています。
キリスト教主義を精神的な基底とし、その上に自由主義と国際主義があります。そしてこの 建学の精神を体現する基盤となるのが、同志社小学校の教育です。
同志社小学校の教育理念、それは、
同志社の「良心教育」ともいわれます。
同志社が 育てる人は単に能力があり、技術を持っている大人だけではなく、その能力や技術をもって皆の幸せを願う「良心」を持った人物を育てたい、という願いです。
その良心があるからこそ、共に支え合い、共に歩むことができる心を持った人、つまり、他人を思いやるキリスト教の価値観とつながっているのです。
そして良心を育むと同時に、与えられる学びではなく、自ら答えを導き出す教育を「道草教育」として、大切にされています。
この道草教育は、自由な考えからお互いの良い所を理解し、尊重し、自分の考えを基に、他者を理解しながら物事を成し遂げることができることを目指しています。
ここにも他人を思いやるキリスト教教育の理念が礎にあります。
このように伝統ある同志社の教育は100年以上を超え、京都という最も伝統的な日本文化が受け継がれる地で、今も受け継がれています。
同志社小学校の募集人員は男女計約60名。内部進学は除いた人数です。
倍率は非公開ですが、約2倍~3倍であると示唆されます。また、年々、その人気は高まっています。
2024年度の日程は以下です。
それでは、願書の書き方、面接対策です。
1.願書の書き方
Web出願になります。
志願者の情報、保護者(両親)の情報などを送信する必要があります。
また、出願の際には、「本校志望の理由(450文字以内)」「志願者について(300文字以内)」があり、予め準備の上提出する必要があります。
本noteでは、上記、志望理由、志願者についての記載のポイントと記載事例を掲載しています。
また、実際の面接の概要と質問内容と事前準備のポイントも掲載しております。
ポイントも記載しているため、そのご家庭に合わせて追記・修正頂けるようにしております。
是非ご参考いただければと思います。
以下、ダウンロードの上、ご参照ください。
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