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写真を始めて変化した事10選

こんばんは。
思いついた事は全部記事にしていこうと改めて思った元岡です。考えすぎると何も書かなくなっちゃったので笑

現在35歳の私モトオカは5年ほど前の30歳の頃にカメラを始めました。カメラを始めて、生活や思考に色んな変化が起こったのでまとめてみました。
最後までよろしくどうぞ。 


写真を始めて変化した事10選


変化①
外出する様になった

私モトオカはほぼ室内で休日は過ごしておりました。外出するのは友人と遊ぶ時くらいなもんで、家で録音したり編集したりと自分の部屋にいる事がとにかく多かった人間です。

ところがどっこいカメラを始めると外に出てーって気持ちが芽生え始め、最初のうちは家の近所を撮りまくり、徐々にエリアを広げ地元の町、隣接する町、住んでる市内、知らない土地などなど、考えられないくらい外に出掛ける事が増えましたね。

変化②
カメラ友達が出来る

カメラやってる者同士で一緒に撮影に行ったり、皆でご飯食べたりと、それまでの暮らしの中であまり経験したこと無い事でした。
大人になってから知り合った方達と仲良くなっていくのがとても新鮮でしたね。

変化③
散財対象がカメラ関連ばかり

ギターやら録音機材やら買い漁ってたわけですがカメラ始めてからというもの、カメラボディ、レンズ、パソコン、編集ソフト、3脚、フィルター、バッテリー、ライト、ソフトボックス、レフ板などなど、バカみたいに買ってました。
そもそもカメラ触った事ないのにいきなりa7s2と35mmf1.4のレンズを2年ローンで購入したあたり、我ながら頭のネジ外れてたんかな?て思います。


変化④
人それぞれの価値観を知る

カメラやってる人達と関わっていくにつれて、色んな人がいるんだなーと思ったんですね。
景色撮影する為に時間とお金をかけて撮りたい風景を求めて旅する人や、仲間と一緒に楽しく撮影を行っていく事に重きを置いてる人や、撮れ高至上主義な人、仕事で写真撮ってる人、イヤイヤ写真撮ってる人....

10人居たら10通りの写真の取り組み方、楽しみ方があるんだと気づきました。
そのどれもが正解であり時々、それぞれぶつかったりもありますが、それぞれの正義がそこにはあるんだなーと。

変化⑤
自分の価値観を探る

他人が持ってる価値観を目の当たりにしていると
ふと疑問を持ちました。
自分の価値観とは何なのだろう?と。
これを模索していた時期にフリーカメラマンになりました。そして先輩フリーカメラマンさんに現場で教えてもらったり、美容室でほぼ毎日撮影したり、そんな中でまた自分は何が撮りたくて写真を撮ってるんだろう?と疑問を持ちました。

仕事でお金頂いて撮影する写真と、休みの日に撮影する写真、求められる写真と、自分が求めてる写真。

そんな哲学的な事をあーでもねーこーでもねーと考えるようになったんです。

旅とかしてないけど生活の中での自分探しが始まったんです。

答えが出ない内に、僕はフリーカメラマンを廃業しました。(稼げなくて)


変化⑥
いつの間にか勝ち負けに拘っていた

泣く泣く廃業して、写真撮る意味を見失いかけながらも休みの日には撮影を続けました。時々とてつもないが襲ってきてもう辞める!なんて言ってしまったり笑

結局僕は結果に囚われ過ぎていました。
アマチュアの時はSNSでどれだけ拡散されたか?
いいねがいくつでリーチがなんぼ?
フォロワーが何人増えて何人減った?

フリーカメラマンになると売上に囚われました。
今月は何件撮影入ったからいくらでしょ?
来月少ないから営業して撮影入れなきゃな
営業回りして何件か取れたけど、まだ厳しいな

どちらも数字に意識を持っていかれていたんです。
とても大切な要素だと思います数字って。
しかし数字に囚われ過ぎた当時の僕は楽しむ事を後回しにして数字ばかり追い求めました。

きっと悔しかったんです。
自分より数字稼げてるインスタグラマーさんや、自分より売上が建っているフリーカメラマンさんが羨ましかった。

ここで僕は勝ち負けで他人と自分を比較していた事に気が付きました。誰に言われたでもなく自分で知らず知らずの内に勝った負けたという物差しで測っていたのだと。

気づいたなら敗北を認めるしかない。
勝てませんでした。僕の負けです。降参です。あなた方には勝てないです。

それまで使って来たモノサシを負けを認めると同時にその辺に捨てました。きっと誰かが拾ったはずです。しんどいですよねこのモノサシ。

モノサシなくなっちゃったので僕としては既に勝った負けたっていう価値観にもう意味が見いだせない。

変化⑦
見つけた価値観

仕事として写真を撮影して結果が残せなかった。
他の誰かに勝ちたくて写真に取り組んでしまっていたアマチュア時代。
この2つを経て辿り着いたのがやりたい事はやりきるでした。
辿り着いたというより、これしか残ってない!って思いました。

カメラを始めた当時に妄想していた「こんなんできたらいいなぁ」を実際にやりきる。

フリーカメラマンになるは達成
フリーカメラマンで食っていくは失敗
チャレンジしたからこその失敗であると。
チャレンジすらしなかったら未だに僕は「フリーカメラマンなりてぇなぁ」って思って過ごしていたと思います。

そして今でも撮影しているリッコちゃんに「こういう写真展したくて写真集も作りたい」と出会って2度目の撮影で話していなければきっと今の自分は無いと思います。

断られていた可能性もあるけど、話して見ないことには受ける事も、断る事も不可能ですよね。
話して良かった。

全力で写真を楽しむ

その為にやりたいと思った事はどうにか実現出来る様に動いて行こう。そう決めました。これが僕の価値観です。
やって成功するか失敗するかは実はあんまり重要ではなくて、実現させる事に楽しみを見出しているのでどちらに転んでも楽しいなと。

もちろんやるからにはうまくいくに越したこたぁないですが、やる事やってそれでも駄目なら「これは自分には向いてなかったんだな」と諦めもつくと思うし。

全力で楽しむためには時にお金が必要になったり、人の協力が必要だったり時間が必要だったりと無理難題が多いです。
そこをどうやったらクリア出来る?って考えてる時点でもう楽しいんです。

変化8
自分の言葉で発信するようになった

これが1番の変化かな。
写真展やりてぇ!ってなってクラウドファンディングについて計画して1年、キャンプファイヤーでクラウドファンディングを開始して、毎日「支援してください!」「こういう想いで写真展します」「こういう想いの詰まった写真集です!」ってとにかく自分の写真、写真集、写真展について告知しました。

自分の写真なんて...まだまだっすよ笑
とはもう言えなくなったんだなって。そういう逃げ道はもう使えないんだなって。

このクラウドファンディングで支援してくれた方って仕事終わりや休みの日の時間を使ってページを読んで、働いて稼いだお金で支援してくれるんですよ。

めっちゃ良い人ですよね。

その人達に対して「自分の写真なんてまだまだなんすけど支援してもらえませんか?」なんて言えないですよね。

自分の写真が完璧だ!というわけではなくて
自分の写真の良いポイントだったり、僕自身の活動理念だったり、なぜ今こういう取り組みをするに至ったのか?という経緯と想いを言葉にしてお伝えしました。
その言葉を受け取ってくれた方が支援してくれたんだと思っています。ありがとうございます。

変化9
数字の呪縛からの解放

このクラウドファンディングを通じて実際に無観客ながら写真展を行って、写真集を340冊一つ一つ発送して、自分達の写真を見てもらえる、手にとってもらえる、応援してもらえる有り難さと喜びを知る事が出来ました。ありがとうございます。

ここに関しては最早、フォロワー数なんて関係の無い話であって、フリーカメラマン時代の実績も売上も関係の無い話です。

やりたい事を実現させたいんです!って言い続け、動き続けていたらそれを発見して「ガンバレー」って言う始める人達が現れて。マジ有り難い。

フリーカメラマンでもし食って行けていたら...
インスタグラマーとしてバズっていたら...
きっと僕は全力で写真を楽しむなんて発想に辿り着かなったし、写真展も写真集も違う形だったろうし、もしかしたら無かったかもしれません。

追い込まれて始めたやりたい事をやりきるが、案外間違いではなかったのかな?と思えました。


不思議とフォロワーさん増やそうなんて考えなくなったらフォロワーさん増えるという謎現象が笑

変化10
失敗は悪い事じゃないと思えた

僕は失敗を怖がっていました。
いや、正確には失敗した事を誰かに知られるのが怖かった。恥ずかしかった。

ですが、思い返してみると僕の人生は失敗だらけで失敗の上に積み重なっているモノなんだと見え方が変わりました。

アマレスやりたくて入学した高校なのにアマレス部廃部、1年待たずに中退して音楽専門学校へ通う、スタジオミュージシャンになれなかったからバンドを組んでギターを弾いたし、バンドでうまく行かなかったからボーカロイド使って一人で楽曲制作始めたし、その楽曲に実写のミュージックビデオ付けたかったからカメラ買って、うまく動画撮れなかったから写真を撮る様になって、風景写真をうまく撮れなかったからポートレート始めたし、調子に乗ったからフリーカメラマンになって廃業したし、廃業したから写真を楽しむしか無い!って思ったし、何がなんでもやるぞって思えたからクラウドファンディング始めれたし、友達からの支援は0だったけど目標金額は達成したし、コロナで無観客だったけど写真展はやれたし...

最初にやりたかったのアマレスですよ笑(プロレスラーになりたかった)(バトラーツ入るつもりだった)
それが失敗に失敗を重ねて今写真やってるんです。

全部の点が線として繋がっているんだなぁ。
へぇー。って感じです。

失敗したって良いじゃんか。
その失敗から学べる事ってとても沢山あるんだなって。

写真展が終わってからというもの、次回にむけて額縁買い漁ってみたり、写真集以外のモノも販売したらどうだろう?とおもって作ってみたり。
価格下げたいから自分で裁断機買って写真裁断したら真っ直ぐ切れなくて(泣)インスタで真っ直ぐ切れる方法教えてもらってやってみたらすげー奇麗に裁断出来たり、現像したフィルム確認したらピント全部外してたり笑

と色々取り組みながら失敗を重ねてます。
失敗したらなんで失敗したのかな?と原因を探して改善方法見つけて実践すればいいんです。
知らなかったな。
失敗はダメな事だと思って生きていたんだな。そんなことないのにね。

多分今何かしらで結果出してる人は人知れず沢山の失敗を経験していて、それらを乗り越えた人なんかな?なんて思います。

以前の僕なら、失敗したくないからチャレンジしたくない気持ちが強かったのでクラウドファンディングなんて出来なかったでしょう。

個展なんてやったら来場者数で結果突きつけられるから怖くて出来なかったでしょう。

人からお金を頂いて自分達の写真を売るなんて、怖くて出来なかったでしょう。

この記事を書いていて改めて気づいたのですが


1番の失敗は
チャレンジしない事
何もしない事

自分をダメな奴だと決めつける事
どうせ無理だと決めつける事


だったんだなぁって思いました。
心当たり有りまくりです笑
これに気付く為に色々動き回っていたのかな?とさえ思います。

沢山の方からアドバイスもらってきた人生ですが、タイミングによっては「ウッせーよ」って跳ね返したり、意味を誤解したりうまく受け取れて無い事が多かったんですが、それは「自信の無さ」が悪さしてるんですよね。

そんなアドバイスするって事は俺の事そう思っているのか?!ヒドい!!!とか

相手からのメッセージを曲げて、被害者になろうとするんです。勝てないから。自信ないから。
被害者になってしまえば、論点がズレ、痛い所をこれ以上触られずに済む。

保身ですね。

そういう意味である程度の「自信」って無いよりかあったほうが良いモノだなと。

昔よりは素直にアドバイス受け取れると思います!
その説は突っぱねちゃってごめんなさい。
アドバイスありがとうございました。

今でも写真を楽しめてます!


エラく長い記事になっちゃいましたね。
以上、カメラを始めて5年間で変化した事10選でした!
最後まで読んでくださいましてありがとうございました!







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