身体原理とは？（１）

【身体原理とは？（１）】

こんにちは、大内です。

「大内さん、いつもなんでそんな元気なんですか？」

とたまに言われます。

オジさんのチャレンジを支える源であり
私の学びのベースであり、

一生学び続けようと思っているのが
身体原理です。

大切なことは、
心と体はつながっていると
知識や頭の理解ではなく

体感、腑に落とすことが
できることが重要です。

今年もまだまだ続きそうな
このコロナ禍、この乱世を生き抜くための
心強い智慧だと確信しています。

その身体原理の要素を
２０個以上、洗い出し

一部をさらに
掘り下げてみました。

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【身体原理】

・感性を磨く（感性は一生磨けるもの、老いて強し）

・中心感覚（自分と相手の中心は常にどこにあるのか感じる）

・相手を感じる（自分よりもまず相手を感じるのが関係性）

・触れてる箇所を感じる
（触れる、触れられている人お互いにとって、
身体であれば、皮膚、筋膜、筋肉、骨、血管、神経・・）

今自分はどこを触れているのか？

・最適ポジションを探す
（相手に違和感を与えない場所）

・対立しない
（まず相手をぶつかってしまうのは悪いわけではなく、
　その違和感を感じ取り、それを踏まえて改善して行く）

・遠心性（身体の中心から外側に行く力）

・求心性（身体の中心に向かう力）

・踏ん張らない（踏ん張ることは求心性の状態）

・動かされる身体
イメージは柳の枝や暖簾、柳の枝は風が吹けば
その分だけ動かされます。

風が収まれば元の状態に戻ります。

・正面向かい合い
（心も身体も相手のすべて正面に向かい合う）

・距離感を感じる
（相手との間には着かず離れずの程良い距離がある）

・全人格的全体運動体
（身体だけでなくその人すべての存在を意識する）

・等速運動
（グッと力が入るような動き（加速運動）ではなく、
　常に一定の動き（等速運動）で動くことでモノもラクに動く）

・往なす（いなす）
動かさないから動かせれる。

身体の手足先、末端を動かさないから
中心から動こうとする。

自分が動くことが先ではなく、
相手が動きに合わせると相手は動く。
　　　　　　
時計の秒針の先と時計の中心のイメージ。

針の中心自体は動いているようには
観えないが、秒針の先は動いている。

・意識
意識＝意志（方向）＋氣（エネルギー）
どちらも大事

・絶対的積極
ノブリスオブリージュ：着かず離れず、
自分がまず積極的に相手に関わること

・型
進化する上で型を守ることのが
最短の近道

・緊張と弛緩
緊張の中にも弛みがある事、
末端を緊張させると違和感となる

・無意識
意識的から無意識にできることを目指す

・同調
相手との共感、全てと一体になることは出来ない、
難しいと言う大前提であえてそれを目指す

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さらにこれらの身体原理の要素を
ひとつひとつ深く観てみます。

まず、、

『感性を磨くとは？』

武道で言う感性を磨くとは、
違和感を汲み取る力です。

また、直感的、情報統合的に下す
印象評価判能力である。

対立という違和感を
直感的に汲み取れば、

ストレスを往なすことが出来、
怪我をしない身体を構築できる。

無自覚的に、

「最適ポジション」

にいるという状態。

「最適ポジション」
とは自分のパワーが最大限に発揮できる場所。

なおかつ、相手に違和感を与えない
場所です。

これも言葉の限界があり
体感してもらうのが一番ですが・・

次に、

『感じるとは？』

・中心を感じる
・相手を感じる
・触れている箇所を感じる
・距離感を感じる

など色々あります。

自分の身体を想いのままに
コントロールするには、

実感として身体を
感じなければならない。

しかし実際に
身体を感じられる箇所は
ごく一部であり、

ほとんどの人は自分の
身体をコントロール出来ていない。

・点で感じる
・線で感じる
・線で感じられれば
それは前進運動となる

深さもあります。

「わかった！出来た！」
「次の学びに行きます！」

と言う安易な自己満足の世界ではなく、
おそらく、終わりはない探求の世界です。

次に、

『正面から向かい合う』

対象と正面から向かい合う事が
関係性においてすべての始まりである。

心と体を対象や相手にすべて向ける。

ただし対象は一人とは限らないので
目の前の人間だけに集中するのは危険。

ここで重要なのがコレ！
『戦いの３原則』です。

【戦いの３原則】
・敵は一人とは限らない
・武器を持っているかもしれない
・いつ襲ってくるのかわからない

対象だけを感じ、
対象物に全意識を集中し、
自意識を発動させない事。

つまり自分のことを考えない事。

向き合う事で最速、最大で
動く準備を整えておく。

自分など無い、
相手に動かされるのが理想

さらに次に行きます。

『対立しない』

人は何かと対立している。

対立があると体にストレスが
掛かったままの状態になる。

まずは対立している箇所を自覚する事。

次に対立している箇所を往なす事。

今日は以上です。

身体原理について
少しでもご理解はして
いただけたでしょうか？

身体原理は
頭で理解するものではなく、
身体で体現、体感するものです。

ぜひ、これらのことを
踏まえて日々日常でも稽古できるものも
多いので実践してみてください。

私の身体講座では
これらの身体原理を体感できますので
よろしければご参加ください。

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