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4|中尺動画は小論文【YouTuberのなりかた】

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テクノロジーと融合した機械人間、YouTuber。2010年代に突然登場した彼らは一体何者なのか。また、彼らは単なるタレントの枠を超えてどんな影響を社会に及ぼすのだろうか。坦々とした文体で筆者はYouTuberになることは簡単ではないと説く。誰もが持っているスマートフォンから動画をアップロードするという、一見極めて簡単に見える行為。しかしほとんどの現代人は動画の1本すらアップロードしていないのだ。ましてや動画が見られ続けるようにするためには毎日投稿、生活スタイル自体の変更を余儀なくされる。このようなことを鋭く指摘した著者もまたYouTuberであり、動画投稿のみによって定義された「YouTuber」になることはこれからの時代を生きる上で極めて重要だという強い主張で締め括られる一冊。




中尺動画というものについて話します。この概念に関してはYouTuberの古田更一さんという方が仰っているもので、動画の撮り方が小論文によく似ています。

あるテーマに対して自分の解答を約5分の動画にまとめて話します。言葉にすると簡単に見えますが、この方法で自由に動画を投稿できるようになるのは難しいです。

私はYouTubeに900本の動画を投稿しました。普通では考えられない量の動画を投稿して得られた経験をもとにこの話をしています。

900本のうち750本は実はショート動画です。よって今回の話はそれ以外の150本についてになります。

チャンネルを作った頃、私の生い立ちや医学部中退という経歴についてなど、需要のありそうな内容を150本撮りました。その結果、登録者が300人になりました。

その後ショート動画をたくさん撮り、今は450人ほどです。

具体的な中尺動画の取り方を説明します。まずは外でメモをとる。何かを思い付き、動画のネタになると思ったらメモ。そのメモ帳に書き溜めたネタをLINEに送り、パソコンで見て話すという感じで今この動画も撮影されています。

動画のタイトルは全部コピぺです。メモ帳に書いた通りに貼る。この方法が最もシンプルで続きやすいと考えています。

なるべく動画は毎日投稿するほうがいいです。YouTubeの予約投稿機能を利用して毎日投稿するスタイルが一番です。

例えば今日はこの動画を含めて10日分の動画を一気にアップする予定です。家で簡単に撮れますのでぜひ試してみてください。

中尺動画で扱う話題は、自分が面白いと思う話が望ましいです。本当に面白い事じゃないと、恐らく続きません。また自分すら見ない動画は、誰も見ません。

ここでよくある間違いとして自虐ネタがあります。このような動画は一時的には受ける可能性が高いですが、長期的には絶対に伸びません。本当に自分が興味あることを投稿し続けることが圧倒的に重要です。

最後に動画の編集について説明します。結論から言うとスマホで撮ってそのままアップする方法が最適です。テロップやカットなどの編集は非常に工数がかかるので、なるべく避けるべきです。

またスマホで普通に撮ると、音が小さいという問題点もありました。これは個別のケースによるのですが、私はマイクを選んでた時期もありました。しかしながら最終的にはマイクを使用しない今のスタイルが最適だという結論に落ち着いています。

聞いてくださりありがとうございました。
 
 
 



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