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終活にはまだはやい、月次決算でみきわめをしながら

いつもの3人、同級会という名の不定期の飲み会。ふたりは昨年から年金生活。いきおい、終活に話題がおよんだのですが、「まだはやい」というのが結論でした。

Mさんが2ケ月ばかり田舎に戻るので、その前に飲み会をというお誘いだった。健診のあと休みをとって昼過ぎからはじめた。誰も住んでいない田舎の家のあつかいなど終活っぽい話題になり、そして「お金」のことになった。

サラリーマンだったから、そうたいした額ではないし、子供は独立しているから残すよりつかってしまいたい。でも悩ましいのは「いつまでに」という期限がわからないこと。わかっていれば、割り算をすればすむのにね。

経理、財務畑が長かったMさん、さすがですね。年金生活になってから、おこづかいの月次決算をはじめたという(ここは夫婦別会計らしい)。バランスシートをつくり、キャッシュフローをチェックしている。むずかしそうやね、ときくと、簡単だという。

借り方(左)は、現金、預金、証券や金(もっているらしい)の時価を記し、貸し方(右)には、クレジット未払い分と純資産額をかく。キャッシュフローは月々のキャッシュインと支払いのキャッシュアウトを集計する。これを月末につくる。

なるほど、これって的を得ていると思いました。

からだが動けるうちは資産を減らさず、そこそこにつかえばよい。なんらかの制約がかかって思うように遊べなくなりそうなら、資産額をみて思い切ってはやめに、まとめてつかう。そして同時期に終活をはじめればよい。そう、その時期を判断するにもってこいではないか 。

3人ともまだ本格的な終活には、まだはやい。まず、バランスシートとキャッシュフローの月次決算を見て、そこそこ消費しながらその時期をさぐる。これで意見が一致しました。