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~データから見える恋愛マニュアル~ Part3

~パートナーといることが辛いのなら、別れた方が良い?~

 ※この記事はあくまで統計的なものであり、すべての人に当てはまるわけではございません。

 こんにちは。小島ゼミです。パート2の更新から日が開いてしまいましたが、前回の最後に"パートナーがいる方が幸せでないというケースも存在する"とお話ししました。そこで今回は、パートナーといることが辛くなったら別れを選んだ方が良いのかという点にフォーカスを当ててみましょう。

1.別れを選んだ人の現在の幸福度と交際中の幸福度

 以前355人の方に回答して頂いた恋愛の交際期間と幸福度に関するアンケートの結果より、別れを選んだ人々の、パートナーがいない現在の幸福度と当時の交際時の幸福度は以下のようになっています。縦軸が人数、横軸が11段階での幸福度を示しています。

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 上の2つのグラフより、パートナーがいない時の全体の幸福度の最頻値は、平均値は6.18である一方、パートナーがいる時の全体の幸福度の最頻値は8、平均値は7.36となりました。

 次に、上記のグラフを男女別に比較してみましょう。

2.別れを選んだ男性の現在の幸福度と交際中の幸福度

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このグラフも先程と同様に、縦軸が人数、横軸が11段階での幸福度を示しています。パートナーがいない時の男性の幸福度の最頻値は7、平均値は5.99である一方、パートナーがいる時の男性の幸福度の最頻値は8、平均値は7.63となりました。

3.別れを選んだ女性の現在の幸福度と交際中の幸福度

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 このグラフも先程と同様に、縦軸が人数、横軸が11段階での幸福度を示しています。パートナーがいない時の女性の幸福度の最頻値は7、平均値は6.53である一方、パートナーがいる時の女性の幸福度の最頻値は8、平均値は6.8となりました。

 ここで、パートナーが過去にいた時といない現在の幸福度のに着目します。男性の差は1.64と大きく、女性の差は0.27と小さいので、男性は別れると幸福度が大きく下がるのに対し、女性は別れても幸福度がそれほど大きく下がっていません。つまり、女性よりも男性の方がパートナーと別れてから後悔しやすいということが分かります。

4.最後に

 パートナーとの別れを選ぶことで人によって幸福度が下がったり、後悔しやすかったりするということが分かりました。しかし、もとは好き合って付き合ったものです。別れることなくずっと交際を続けたいと一度は思ったことがある人も多いのではないでしょうか。それならば、別れを選ぶことなく、幸せな交際を続けるためにはどんなことが必要なのでしょうか。

 このことについては次回のブログでお話していきたいと思います。

 最後までお読み頂きありがとうございました。次回の更新をお楽しみに!


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