~データから見える恋愛マニュアル~ Part4

~どうすればパートナーと幸せな交際を続けることができるのか?~

※この記事はあくまで統計的なものであり、すべての人に当てはまるわけではございません。

 こんにちは。小島ゼミです。今回はパートナーとの幸せな交際を続けるためにはどうすればいいのかということに焦点を当ててお話していきたいと思います。

1.はじめに

 "パートナーと幸せな交際を続ける"ということは、高い幸福度と長い交際期間という2つの要素が満たされていることが必要です。分析より、高い幸福度が長い交際期間に繋がるということが示されました。では、高い幸福度を得るためにはどんな要素が必要なのでしょうか。

2.高い幸福度には何が必要?

恋愛班 ブログ Part4

 分析より、高い幸福度には5つの要素が関わっていることが導かれました。具体的にはマンネリが少ないこと、連絡頻度が少ないこと、自己肯定感が高いこと、返報性が高いこと、結婚願望があることが高い幸福度に影響を与えることが分かりました。

3.少ない連絡頻度ってどのくらいが適当なの?

 1つ前の部分で少ない連絡頻度が高い幸福度に影響するとお伝えしましたが、ではどのくらいの連絡頻度が最も適当であると言えるのでしょうか?気になった方も多いと思います。それでは幸福度と連絡頻度の関連性を見ていきましょう。

図6

 このグラフは縦軸に幸福度、横軸に連絡頻度を取っています。頂点を求めると4.59であることから、連絡頻度が4.59のときに幸福度は最も低くなるということが分かります。この4.59という数字は連絡回数ではなく、アンケートでの選択肢の番号を表しているので、選択肢4『半月に1回』と選択肢5『1ヵ月に1回』という連絡頻度だと最も幸福度は低くなる、ということになります。このように幸福度が下がる原因として、①付き合い始めにおける高い幸福度と高い連絡頻度が時間の経過に伴って落ち着いていく効果、②連絡頻度が多いほど幸福度が下がる効果 が合わさったためと考えられます。

 つまり、『半月に1回』かつ『1ヵ月に1回』の頻度を避けた連絡頻度が幸福度を保つための適切な行動であると言えます。グラフの傾きより、連絡頻度は上記の2つの頻度よりも多い方が高い幸福度を表しやすいのかもしれません。

4.おわりに

 この記事で『データから見える恋愛マニュアル』全4回終了となります。あくまで統計的なものであり、全ての方に当てはまるものではありませんが、おもしろいと感じて頂けたらとても嬉しいです。読んでくださった皆様がパートナーとの素敵な交際を続けられますように!

 今後も様々な研究を行い、結果を随時noteで更新いたしますので見て頂けたら幸いです。

『データから見える恋愛マニュアル』最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました。

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