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☆#99『自分史上最高の身体になる自重筋トレ』比嘉一雄

「おじじ、どうした」と言われそうな本であるが、筋肉をつけたいと思っている。ちなみに本書は、「中年太りからの筋肉獲得」を想定コースとしているので、「ガリガリ君から筋肉獲得コース」を辿る私には100%合致する訳ではないのだけれども。しかし筋肉のこと、何も知らないから非常に勉強になった。自分の復習用に要約。
①何もしないと、30歳から年に1%、50歳からは2%の割合で筋肉が低下する。結果80歳になった時には30歳の時の半分の筋肉量になっている。
②筋肉が減ることによるリスクは
・骨折し易くなる(特に大腿骨骨折は寝たきり⇒ボケコースを辿ることが多い)
・脚から心臓に血液を送り返す循環効率が悪化する(65%の血液が下半身にある)
③何歳になろうと、筋トレさえすれば筋肉増加量は変わらない。
④循環効率を高めるためにはランニングやウォーキングより筋トレの方が良い。
⑤毎日ではなく3日に1回の頻度で、限界まで筋トレするのが良い。時間にして5分。
⑥空腹時の筋トレは筋肉を減らしてしまう逆効果。
⑦食後2時間くらいが最善。
⑧筋トレ後のアルコールは駄目。筋肉生成のエネルギーをアルコール分解に回してしまうため。
⑨煙草も駄目。

 なぜ筋肉をつけたいと思ったのかというと、話が長くなる。痩せたい訳ではないし(むしろ太りたいくらい)、何かスポーツを始めたい訳でもない。ムキムキを見せつけたい訳でもない。ただこの痩せ細った体についてる二つのお目めで見る人生と、むきむき(平仮名で)の体から見る人生は違うだろうなあ、という思いが湧いただけ。結果は来年のお楽しみ。一年で結構変わるみたいだから。

 というのがこの本を買った動機だった。しかし読んでみると全く知らなかったことを教えてもらえた。上の列挙とも重複するが
・頭脳が明晰になる
・高齢になってからの怪我・関節系の症状のリスクが減る
・筋肉量に比例して基礎代謝が上がり、健康を保ち易くなる
などのことがある。

 何でもすぐピアノに繋げてしまうので、筋トレ⇒頭脳明晰⇒もっと上達、こりゃいいや、なんて思った。
 親も心臓を切ったり膝が痛いと言ったり、高齢相応の問題が出てきた。ボケ防止も兼ねて読ませてみるかと思ったりする。勿論、わが社のお客様たちにも、この本でなくとも、筋トレを改めて勧めたいと思う。
 その前に、まずは自分が継続して様子を見るとしよう。

8月10日追記
 その後、一日も休まず筋トレをしている。ちゃんと成果が出ている。毎回、最大回数をカウントしているのだが、着実に増えている。下記の「大丈夫」というのは、それでも成果が出ていることが数字的に確認できているという意味。
 皆にもお勧めしたいので、どの辺は手を抜いていいかなど書いてみる。

・筋トレのタイミングは特に考えなくても大丈夫(流石に満腹時や飲酒後はやらないが)。
・筋トレを始めると同時に自然と煙草が終わった。
・3セットが推奨されているが、「限界までを1-2セット」にしている。
・それで最大回数を記録していくとモチベーションが保てる。
・確実に数字は増えていく。
・初めて半月の時点で見た目にも若干の変化が出てきた。
・摂っている蛋白質はほぼ大豆と卵。

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