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M5 AtomでGBポケットカメラをハックしてみた

レビューもせず最近は電子工作ネタばかりのおじさんです。どうもこんにちは。

さてTwitterを見ていたら、またまたいいネタを見つけてしまいましたよ。

@niccolliさんという方が、M5 Atomを使ってGBポケットカメラのエミュレータ(?)的なものを作ったそうなのだ。こちらこちらに作り方やソースコードまで載せてくれてるもんで、いざ作ってみたよ。

GBポケットカメラとは

おじさん世代なら説明するまでもないよね。ゲームボーイポケットカメラ!撮る!見る!

98年発売当時は中山エミリやB.B.WAVESの山田優夢中になっていたことでもお馴染み。デジタルカメラさえ普及していなかったあの頃、ゲームボーイを超低画質カメラに変えてしまい、しかも専用プリンタに繋げばプリント出力まで出来てしまうという素敵デバイスだ。可愛すぎる。

M5 Atomとは

Arduinoと同じようにこの頃流行りのマイコンで、M5Stackシリーズの中でも最もコンパクト。それがM5 Atomだ。

今回使ったのはM5 Atomの中でも廉価なモデル、Atom Liteを使用。1,000円強のこのデバイスの中に、WiFiやBlutoothまで搭載しているっていうんだから驚きだ。

例のごとく、おじさんはM5入門をスキップして、キットと一緒に買ってしまったよ。だからM5自体はあまりわからない。

動作テスト

ブレッドボードで試作してみて問題なさそうだったんで、完成品を組んでみましたよ。

画像1

見た目は↑こんな感じで、右側はGB通信ケーブルと繋がっている。映っていないけど、電源は左側のUSB-C経由。

まずは通信ケーブル経由で繋ぎ、↑ポケットカメラからプリントを選ぶ。するとM5 Atom上に画像ファイルが保存されるので、

画像2

↑のように、スマホなどでGBPrinterというSSIDのWiFiへ繋ぐ。http://192.168.4.1 をブラウザで開くと、

画像3

↑のように、M5 Atom上の画像データが見える。あとは画像を保存するだけ。

画像4

160x144サイズだから、小さいんだなーこれが。


終わりに

結構簡単に作れたけど面白いね。Instagramとかに上げれば十分エモいんではないでしょうか。一発ネタだけど。

あとソースコードもわかりやすいんで、ハードよりソフトウェア寄りなおじさんにとっては、色々とまだハックの余地はあるなと思った。

元々はArduinoでGBプリンタのエミュっぽいものを作ろうかと、新品のポケットカメラを買ったんだけどさ、そちらはシリアル通信でPC上でデータを受け取ってそれをデコードせにゃいかんのよ。それだと面倒だからね。今回のM5 Atomをベースにしたものを見つけられておじさんハッピーヒアウィーゴー。

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