『そんなこんなで』ココが良き!(会社編1)
介護離職 13日目。
会社にいるときには、気づかなかったことが、会社を辞めると気づいたりもするんだろうと、思ってました。
1つ目に、気付きました。
会社にいてよかったこと。それは、
会社には、「やりたがる人」、「前に出たがる人」が多いこと。
これ、本当に助かるんですよね。
たとえば、社内研修の講師とか、採用・昇格面談担当。
どういうわけか、会社にはやりたがる人が多い。
あと、会議の司会やファシリテーターなどもそう。
もちろん、社内に限らず、社外でやる場合も同じ。
でも、社内がメインかな?
社外の場合は、ご指名が多いから、基本、代打不可なんですよね……
どうして、研修講師みたいなもんやりたいんだろう……。
ぼくには謎でした。
会社で多少偉くなると、講演や講師の依頼は来ます。
ただ、ぼくの場合、最低3回は断り、4回目の依頼が来たときに、どうしてもぼくしかダメなら受ける。そんなルールでやってました。
まあ、要するにやりたくないわけです。極力回避したかった。
理由は、2つあります。
一つ目は、ふつうに苦手。苦手ゆえに嫌い。
二つ目は、基本的に、教えたくない。
どういうこと?
たとえば、社内研修って仕事として仕方がないから受けてるだけですよね。
誰も望んで受けたいとは思っていない。(たぶん)
もちろん、研修でタスクを与えられたら、ちゃんとやるし、受け答えもする。
でも、それは仕事だからやってるだけ。
本当はマイタスクに取り掛かりたいと思っている。
実際、研修中にメールをさばく人はたくさんいる。
そんな人たちに対して、なにかを教えたいですか?
自分が培ってきた貴重な経験や知識を。
ぼくは、学ぶ意欲があって、熱量の高い人には、手弁当でも教えに行きます。起業スクールやコーヒー教室も、そのスタンスでやってきました。
その場になんとなく集まっただけの人には、何も教えたくない。
どこか、損した気持ちになるのです。
心の広い人間とはいえないですが、本音です。
ところが会社には、仕切り屋さん、教えたがり屋さんが、必ず一定数生息しています。そういう人たちは、誰かが講師役を断ったら、すぐ代打を受けてくれる。好きなんだろうね。誰かに教えるのが。
やりたくない人にとっては非常に助かる。大きい。
自分がやりたくないことを代わって喜んでやってくれる人がいる。
ココが会社の良きところ
無職になると、そんな人はいないからね。
全部、自分でやらなきゃいけない。
苦手もへちまもない。
「じゃあ自分でやる?」と来たら、もちろんやりません。
齢50にして、やりたくないことをやってるは暇ない。
勝てる土俵にしか立たないもんで。
実は、お恥ずかしい話……
26年間の会社勤めで得たものは、『自分が勝てる土俵』はどこか。
それだけなもんで。
そんなこんなで
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