はじめに
こんにちは。吉村うにうにです。普段はエンタメ系の小説を書いております。最近は,「こんな夢を見たラジオ」に投稿したり、詩を書いたりもしています。
普段書くエンタメ系とは別に、自分の文章の質を磨こうと、純文学っぽいものを書く企画を始めました。今回八回目となりました。案外続くものですね。きっかけはこちら
純文学って? よくわかっておりませんが、とりあえずマイルールを作って縛りました。今回はこれ
①文章の美しさを意識する(少しでも。これはエンタメ小説にも生きるはず)。文章が美しくなるなら、主語を省略して、誰の台詞かという分かりやすささえ犠牲にする。
②オチ、ストーリー展開を気にしない(してもいい)。意味分からないことも多いでしょうがゴメンナサイ、解説何処かで入れるかもです。入れたら無粋かな?
③心理描写を(できるだけ)書かずに、風景や行動で伝えようとする(これは作家さんによります。太宰治さんなんかは心理描写しっかり書いているようですが、川端康成さんはあまり書かないように見えます。)
④会話文の終わりに〇をつける。
⑤接続詞、副詞をきちんと使う(これは純文というより、自分への戒めです)。
いつものルールにつけ加えて、今回は「?」や「!」をなるべく排除しました。こうした記号に頼らず、言葉で雰囲気を伝えようと頑張ってみました。
それでは、「ガラスケースの内と外」です。よろしくお願いします。
書いてみて
ちょっと美優の奇妙でちぐはぐな雰囲気が出ていれば良いなとは思います。たまには、こんなちょっと固めの雰囲気が出る文章、いかがでしょうか? 私はこれはこれで、楽しんで書けました。
最後に
大晦日に執筆しています。この一年、読者の皆さんに読んで頂けて嬉しいなと、思いながら執筆しています。後編もよろしくお願いします。