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気になる女性の起業と副業について

今回は、最近増えている女性の起業や副業に関して、ゲストを交えてお話しました。
収録にゲストできていただいたのは、有限会社フラットリー、代表取締役の平内幾与さんです。

起業について

平内さんが会社を立ち上げたのは、なんと24歳!女性起業家が80年代に一時ブームになったそうなのですが、そのちょっと前にすでに起業されていたそうです。

パタ: 平内さんの会社はどのようなお仕事の会社なのでしょうか。

平内:私の会社はコンサル会社でして、大手小売さんに今の消費者は何を考えているのか、それに合わせてどういう商品が必要なのか、など商品の品揃え計画などをサポートするコンサルティングの仕事をしています。
まさにオバ研で話が出ていたように50±市場をもっと盛り上げて、小売様の売上を上げていただこうとか。

加藤:そうですよね。ぜひお願いします!

パタ:ところで平内さんの起業のきっかけは?

平内:当時一緒にお仕事していたコンサル会社の社長さん、師匠と慕っていた方がいて、その方が企業に関する細かい手続きも全部やってくださったんですよ。

加藤:えーいいんですね。うらやましい。

パタ:実は最近で企業したい女性が増えているそうなんですよね。経済産業省でも起業したい女性を応援する全国の応援者の情報交換・連携ネットワーク、女性起業家等支援(わたしの起業応援団)というものがあったりするんですよ。

「わたしの起業応援団」は、起業したい女性を応援する全国の応援者の情報交換・連携ネットワークと言う事で、何か始めたい女性の皆さんの応援をしてくれるネットワークだそうです。


パタ
: やっぱりいざ起業、となると皆さん色々悩みがあるようで。

加藤:私も起業願望がありましたけど、踏み切れなかった派ですね。まあ何をしていいのかわからなかったんですよね。こんな支援があるとか言うのも知らなかったけど、今ならこんなサポートもあるんだとうらやましく感じますね。

パタ:私も今回の音声メディアの前に色々リサーチして、いきついたので、全然知らなかったです。せっかくこういういい取組みをしているのであれば、もっと大々的にアナウンスしてほしかったですね。探してようやくたどり着くってね、勿体ないですよね。

検索すると女性の起業をサポートするサービスとかセミナーみたいなものも沢山出てきて、それはそれで???って感じもあったりしますね。

こちらのサイトでは、起業の方法やおすすめの職種が記載されていました。
※こちらのサイトは参考までに掲示しているので、推薦をしているわけではございません。
・サロン経営
・ネットショップ経営
・教室・セミナー
・育児系
・カフェ経営
・代行ビジネス
・女性向けフィットネス経営

起業するにも色々な方法や職種があって、ここも絶対コレって言うものがないと悩みますね。

お仕事スタイル:ワーケーションについて

パタ:ところで平内さんの会社は東京ですか。

平内:東京にも会社があるのですが、ワーケーションをしてます。

加藤:ワーケーション!なんか出てくる言葉がキラキラしていて(笑)

平内:コロナのおかげ(?)で、ZOOMで会議が出来るようになり、出張なども行かなくてよくなってしまったので。だったら石垣島にすんじゃおうって思って。今は石垣島でワーケーションしています。

加藤:石垣島?何で石垣島ですか。

平内:コロナの前に休暇で石垣島に行って、すごく気に入ったので、実はその時にアパート契約しちゃおうと思って。

パタ:すごいですよね~。いいと思っても即契約とかできませんからね。でも二拠点生活だとお金かかりませんか?

平内:確かにお金はかかりますが、石垣島はこっちに比べて家賃や物価か安いので、それほどでもないかなって思います。ただ私の場合、行ったり来たりで飛行機代が結構かかってしまいますけどね。まあ一度行ってしまえば一か月、二か月ずっと行っているのでね。

パタ:ぶっちゃけどうですかこの生活。

平内:サイコーです❣ 私は東京にいると土日も仕事してしまうので。先ほど起業したいって話ありましたけど、やはり休みなしぐらいで働かないと難しいですね起業って。正直、一番社長働いているぐらいじゃないと。

加藤:あ~、信憑性ありますね。

平内:でも石垣島に行ったら、土日は休んでいるんです。そうするとあーこれが人間らしい生活なんだって実感します。ワーケーション先は、リフレッシュする場所にもなってますよね。後、三食自炊するので健康的だし、土日のんびりしたいので、効率的になりました。

パタ:私も40代の頃は、シアトルと東京行ったり来たりの生活をしていたんですけど、その時はまさにそんな感じでした。

ところで、現地のコミュニテイとかがどうですか?

平内:知り合った人からどんどんコミュニティーが広がっていっていますね。後は私のまわりは、20代30代ぐらいが中心ですかね💛みんなに合わせて飲むと毎回3時らいまで飲んですね。東京だったら絶対なかったですけど。


プチ起業、副業について

パタ:起業に関しては、先ほど平内さんがおっしゃったように、朝から晩までフルフルで働かなくてはいけないとか中々ハードな面もあると思うのですが、そうではなくて副業的な事をしたい、またはプチ起業って言うのも話題らしいのですよ。

副業というと本職があって、時間が空いた時に頼まれた仕事をするという、あくまで副収入を得るのが目的だと思うのですが、プチ起業は起業と同様で「自分のビジネスを作る」ことらしいんですよね。

要は、会社員やアルバイトのように人に雇われて仕事をするのではないみたいですね。プチがつくので、プチ起業はそうは言ってもオフィスを借りて、従業員を雇ってと、そこまでではないみたいです。

副業の延長みたいな感じなんでしょうか。
在宅ワーク(Webライター、デザイン関連、プログラミングなど)、ブログ(アフィリエイト)、スキルシェア(ココナラのような)、ハンドメイド作品の販売、ネットショップ運営などがリストとしては出てきていますね。
家で簡単に始められて、リスクも少ないというような。

女性の起業応援のクラウドファンディングもあったりします。

パタ:平内さんはフラットリーのコンサル以外に別のお仕事もされていますよね。プチ起業的な。

平内:私の場合はプチ起業というより完全に別の事業を従業員のために立ち上げたって感じです。

日本の陶芸家さんの作品を集めて販売しているんですが、日本のいい物、伝統的な物を残していきたいと思って初めました。今年の8月には、品川区戸越に「かさねあわせ」と言うショップをオープンしました。
※収録が8月でしたので、すでにオープンして3か月ほどたっています。

パタ:素敵ですね。私もお邪魔しました。ぜひご興味のある方は、戸越のお店またHPをチェックしてみてください。

かさねあわせHP

パタ:販売されているのは、主に食器などの陶芸品などが多いようですが、もともと陶芸とかに興味があってこの事業をはじめられたんですか?

平内:もともとではないんですよね。きっかけは、息子が中学生から英国に留学していたんですが、まあ結構差別とかもありまして。イギリスをぎゃふんと言わせたい、日本ってやっぱりすごいなって言わせたいと言うモチベーションですね(笑)

加藤:きっかけがまたグローバルと言うか、すごいですね(笑)

パタ: 息子さんは今、かさねあわせで働いていると言う事ですか。

平内:そうですね。店長をやっています。

パタ:かっこいいですよね。お店をオープンされたときに品川経済新聞に掲載されていましたね。

品川経済新聞
こちら息子さんで~す。

パタ:陶芸作家さんをどうやって探しているんですか?

平内:最初はギャラリーやショップに行ってチェックしていて、そのうちにインスタとかで探すようになりました。後は石垣島にいるので、石垣島や沖縄の陶芸品などいい物でまだ東京に来てない陶芸品が沢山あるので、その辺りを今は発掘しているんですよね。

パタ:私の知り合いとかもインスタ見るとお皿買いましたとかよくアップされているんですが、みんなどこでこんな情報を収集しているのか不思議でしたもん。SNSってすごいですよね、本当に。

平内:そうですね。私の扱っている陶芸家さんもすでに1年待ちという作家さんも多いですね。最近は、30-40代の方で購入される方が非常に増えてきていますよね。いいものを長く使いたいと言う事で。あんまり安くないんですけどね(笑)洋服と比べても同じくらいなので、そんな高いってわけでもないですけどね。

パタ:そうですよね。以前ならお洋服だと1万5千円なら、まあこんなものかなって払いますけど、お皿1枚1万5千円となると、一瞬「おっ」って感じになりましたけど、コロナでおうち時間が長くなった事で、家でお料理したりする時間が増えたり、おうち時間を大切にしたいって言う人が増えて来ているから、インテリアとか食器類とかいい物を購入しようって人が増えて来ていますよね。

平内:いい食器でご飯を食べると気持ちが豊になります。

パタ:聞いた?

加藤:聞いた!

パタ:毎日使うものでなくても、お客様が来た時とかちょっとお料理とかがんばったなって言う時にちょっといい物を使うって言うね。

平内:毎日の仕事に追われなくなりますよ。家事するのも楽しくなりますよね。

加藤:すきなお皿に綺麗に盛り付けたりすると恰好もつきますよね。

パタ:話をちょっと戻しますとまあ、こういう自分の好きな事を仕事にすると言うプチ起業がやっぱり人気のようですよね。例えば、お料理を教える、英会話、フラワーアレンジ、子育てヘルプみたいな事業も増えているようですね。コロナで実家にあまり帰れなかったり、一人で子育てすると言う方が増えて、そういうお母さんのサポートのような。他には相談業なども多くて、結婚相談所が増ているそうですね⁉

加藤:そうなんですよ。結婚相談所がすごいブームだって私も聞きました!

平内:子育てサポートで言えば、私の友人でNPOで子育てパレットって言う活動をしている方がいます。やっぱり育てで悩んでしまって、苦しんでしまう人も多いので。今は相談する人もいないし、仕事している人ほどストイックになってしまう方が多いみたいで。もう手を抜いていいんだよって、教えてあげていたりしています。

子育てパレット

パタ:コロナで子育ては、もっと大変ですよね。仕事を両立している人は特に。先日、SNSで投稿した記事を読んだんですけど、今、世の中的に女性の役職者を増やす動きになっていますよね。そんな中、投稿者の方の上司がやはり子育てしている女性なんですけど、夕方5時くらいに一旦離脱しますと言ってリモート作業を中断するんだそうです。その後、夜中の2amとかにいきなり仕事のメールなどがどーっと入っているのを見て、全く憧れないって書いてあって、リアルだなって思います。

平内:私も一か月は休みましたけど、正直休まなくてよかったなって思いました。私、出産当日まで働いていましたから。

パタ:それって昭和初期の人ですよ。

加藤:タクシーの中で産まれちゃうみたいな。

パタ:その時にはもう起業されていたんですか?

平内:そうですね。その時は色々大変でしたけど、今は色々なサポートもあるし、すごく働きやすくなっていると思いますよ。

加藤:そういう色々なサポートのまとめサイトみたいなものも欲しいですよね。起業したい人用のまとめサイトとか、子育てしながら仕事しているママさん向けのまとめサイトとか。

パタ:日本の人って中々相談しないからね。

平内:私、昔プラザメリーゴーランドって言う子育てサイト作っていたんですよ。子育てママのための情報がすくなすぎて。実はベネッセの子育てサイトより先です。この業界の先駆け(笑)

でも、当時はサイト作ったら「そんなもの作ってどうするんだ、女なんてインターネット見ないから」って言われたんです。

加藤:わぁー出た!

パタ:今なら、シニアSNS見ないみたいな。都市伝説的な。

平内:当時、泣きながら子育ての日記を書いてたら、読んでくれる人達からこっちも泣きましたとか、平内さんの頑張る姿を見て勇気もらいましたって、いっぱいコメントもらいました。

まあその後イギリスの全寮制の学校に中学から入れたので、子育て放棄しましたけど、仕事したくて(笑)

加藤:平内さんカリスマ性のオーラがすごく出てますよね。ラジオだから伝わらないけど(笑)起業するきっかけもそうだし、ワーケーションの話もそうだし、困っている人をなんとかしようと言う話もそうだし。ラジオだから見えないけど、なんだか後光がさしてます!

平内:私は自分の気分で動いているだけだから。みんな自分の気分で好きに動いた方がいいんじゃないかな。「あれのせいで」「これのせいで出来ない」はただの言い訳なんで。女ほどわがままなものはないんだから、わがまま通しちゃえばいいのよ。

パタ:うまくわがままが通せればいいんですよね。その為にうまく人を使ったり、そういったサービス、サポートを使ったりすればいいんですよね。

プチ起業したいとか副業したいって言う人達は自分の時間をうまく使って、好きな事をしたいってマインドで、やっぱりそういう考えの方が増えてきているのかなって思います。

老後は?

パタ:人生100年と言いますけど平内さんは、この後もお仕事突っ走る感じですか?

平内:私は早くコンサルの仕事は引退したいです。でも「かさねあわせ」も軌道にのせないといけないので、まだそれまでは働かないと。でも無事にやめられたら石垣島に移住して場末のスナックやります!

パタ:出た、スナック!スナックのママ⁉

平内:歌も歌えて、料理もおいしくてというスナック。

パタ:ママが先に寝ちゃうやつ(笑)

加藤:お客さんがかたずけてくれる店ですね(笑)

平内:5年後に出来ればいいけど、10年後…夢ですね、私の。

加藤:いいですね。

パタ:スナックの名前も決まっているんですか?

平内:まだです。私のお気に入りのスナックが石垣にあるんですが、「シャネル」って名前だったんですけど…。そしたら本家のシャネルからクレームが来て今は名前変えてます(笑)

そのスナックはこちらです。
石垣島スナック「和」の隠れた名品は海老炒めとキャラ濃いめママ

パタ:今日は本当にありがとうございました。色々話が飛んじゃいましたが。

加藤:なんかパワーもらいました。

最後に一言「人生楽しくいきましょう!」

記事では女性の起業やワーケーション、子育てなどの情報サイトをあくまで参考のために掲載させていただいております。一部の団体たサイトを推奨しているものではございませんので、その旨ご了承ください。

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