リサイクル行動をシンプルに表現「Recycle Me」
2024 Cannes Lions Awards
Grand Prix:Print and Publishing > Culture & Context
4 Gold:
3 Bronzes, 5 Shortlisted
Deconstruction
Brand
Coca Cola - 「World Without Waste(廃棄物のない世界)」という取り組みを行っており、2025年までにすべてのパッケージを100%リサイクル可能にし、2030年までに販売したボトルや缶をすべてリサイクルするという目標を掲げている。
Target
広く一般消費者
Issue
消費者のリサイクル意識が不足しており、リサイクル率が低い。
Challenge
コカ・コーラのブランド力を活用して消費者のリサイクル意識を高め、2030年の目標を達成する。
Barrier
リサイクルは企業の責任であり、自分にはあまり関係ないという思い込み。同時に、リサイクルの正確な方法がわからないことによる、興味の低さ。
Driver Insight
個人としてリサイクルに取り組むことの意義やその方法がわかれば、リサイクルを積極的に行おうと思う。
Creative Insight
潰すというアクションが個人ができるリサイクルへの第一歩であり、その行為やシチュエーションは人それぞれ違う。
Idea
”Recycle Me"
潰されたコカ・コーラの缶から抽出された、異なる形で歪んだブランドのロゴを多数のグラフィックにするアイデア。潰すことが消費者が取るべきリサイクルの過程であり、異なるさまざまな潰れ方を見せることで、リサイクルが一貫したブランドのプロセスではなく、消費者一人ひとりの意識や行動によって形作られることを示している。また、自身の象徴であるロゴを潰すことで、ブランドとしてのリサイクルへの本気度や重要性を強調。
Transformation
缶のリサイクルとは、
社会全体で取り組み問題 → 個人個人で取り組む問題
※各内容には筆者の解釈や推測が含まれてます。
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