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明治大学かわさきワインプロジェクトレポート(6/10黒川農場講義編)

みなさん、初めまして。明治大学かわさきワインプロジェクト広報担当、食糧環境政策学科の2年戸田結日です。これから小林さんと共に、プロジェクトの講義や実習をレポートし、ゴールに向けてのプロセスをしっかり記録していきたいと思いますので、よろしくお願いします!

本プロジェクトの6月前半講義は明治大学黒川農場の講義室内にて
明治大学特任教授徳田安伸先生から「醸造について(酵母の分離)」について、続いて客室研究員のお二人、まずは松尾さんから「ワインをビジネス視点で考えてみる」について、最後に山田さんからは次回実習作業の説明についてお話いただきました。

今回もとても濃密で貴重なお話を聞かせていただきました!!

まず徳田先生からは酵母の分離について。
ワインは酵母によってアルコール発酵させて造るお酒です。

なんと、その酵母を

自分たちで探してしまおう!!
とのことです。

実験です!!

面白そうですよね、自分で発見した酵母がワインになったら。

酵母は甘いものの表面、つまり、甘い果実・花に付着しているそうです。
ヒントはそれだけ!検討がつきません(笑)

しかし、だからこそ色々なもので実験してみたくなるものです。

講義では、酵母の探し方を教えていただきました。
1か月もすれば、十分に発酵し、良い酵母なのかが分かるそうです。

私はなにから酵母を探そうかな~
迷いますね。でもその迷いもわくわくします!

松尾さんからはワインをビジネス視点で考えてみるというテーマでお話をいただきました。松尾さんからの課題です。

日本でワインをつくることに未来はあるのか。
そのために、何が必要なのか。

日本でワインビジネスを成功させるためには、なんらかの付加価値を付ける必要があります。その付加価値をどうつけるのか。

その地域のワインの品質、特徴を確立し、地理的ブランドを確立するのか。
はたまたビジネスの継続性という観点から考え、環境に優しいエコワインとして販売するのか。その価値の付け方は無限大だと思います。

それぞれのワイン農家が多種多様な付加価値を付けることで、消費者にとってより魅力的なワインを販売することができるのだと思います。

(私なりに付加価値の付け方という観点から考えてみましたが、ビジネスって難しい、、)

このように、毎回講義を受けると、いろいろなことを「考える」きっかけになります。
講師の方は私たちに
「学生だから色々なことを教えよう」
と知識として教えてくれるだけではなく、
「学生としてどう考えるか。」
私たちのアイデアについても親身になって耳を傾け、実現まで考えてくれようとするのです。

学生同士も普段大学で学んでいることが違うので、それぞれに得意分野があります。学科の異なる多くの学生が参加する強みを活かしていきたいです。

今回の講義の最初に、改めてプロジェクトが短期・長期両方のことを考えていくプロジェクトであることを確認しました。自分たちが卒業した後も続いていくプロジェクトであるように、一期生である私たちが今後の布石を作っていけるように。

私もどんどん考え、アイデアを出して、貢献していきたいと日々思います。

知らないことを学ぶことは楽しい!

学びに胸を弾ませながら、これからも講座に参加していきたいです!

後半の実習編も是非お読みくださいね。

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