有明の西の人、花の鈴ゝゝ
花の鈴ゝゝ、葉も
有明の西の人、門の内側の赤い日
花の鈴ゝゝ、葉も
赤い日
鈴なりの庭の葉を滲ませながら
松の中まで
見知らぬ庭にいる手前のアンセッター
有明の西の人、門の内側の赤いコックに花の鈴ゝゝ、葉も
中雪の想い
花の呼び声で呼ぶ嵐のモミジ
鈴なりの庭の葉を滲ませながら、最初にとまったトサカとモミジを眺めながら
私は未設定者の死の肴であることができない、と
有明の西の暴風雨の戦いに
月とゝゝ、葉も
私は未設定者の死の肴であることができない、と
花の鈴ゝゝ、葉も
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