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イジゲン株式会社|大分県IT関連企業紹介

おおいた県IT部noteマガジンの連載特別企画ということで、おおいた県IT部と大分県のIT化を推進しているプロジェクトDX OITAとのコラボ企画で、大分県IT関連企業紹介を行っています。

DX OITA - やさしい未来をITと迎えに行こう -
https://dxolita.jp

第3回目は、サブスクリプションプラットフォームのalways等、様々な自社サービスの運用や受託開発の経験を踏まえて、現在デジタルトランスフォーメション事業としてDX STUDIOというサービスを展開しているイジゲン株式会社の取締役CEOの鶴岡さんと広報の佐藤さんに、お伺いをしました。

回答者:鶴岡 英明
イジゲン株式会社・取締役CEO
回答者:佐藤 裕子
イジゲン株式会社・広報


新しい「異次元」な世界を生み出す

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おおいた県IT部
はじめに会社のことについてどのようなことをされてらっしゃる会社さんか会社紹介(事業紹介)をしていただけますか?

佐藤
イジゲン株式会社は2013年11月に設立しました。社名のイジゲンは、現実(リアルな)世界とヴァーチャルな世界の垣根をなくし、新しい「異次元」な世界を生み出すという設立当初のビジョンが元となっています。
2020年5月には同じく大分に本社を構える株式会社ザイナスと資本業務提携を結び、ザイナスグループの一員となりました。また、同年6月にはデザイン・ブランディングに特化したGUGEN株式会社という子会社を設立いたしました。

主な事業として、以下の3つに取り組んでいます。
①経営課題・新規事業をデジタル技術活用で解決・サポートするDX総合支援サービス「DX STUDIO」の運用
②Webシステム・モバイルアプリケーションの企画立案・開発・販売・運用保守およびコンサルティング
③サブスクリプション・プラットフォーム「always」の運用
④UI/UXデザイン、UXリサーチ、ブランド体験デザイン、UIプロトタイピングほか各種デザイン業務

写真:会社エントランス


これまでの経験から経営課題を解決するDX STUDIO

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おおいた県IT部
会社が行なっている事業の中でも特に力を入れている事業(こと)がございましたら教えてください。

佐藤
今年の6月から開始した、DX総合支援サービス「DX STUDIO」の運用に力を入れています。
「DX STUDIO」は企業や行政、団体などのクライアント様の経営課題や新規事業をデジタル技術活用で解決・変革することを目的としています。

イジゲンではこれまで、受託開発におけるクライアント様のデジタル化サポートやサブスクリプションプラットフォーム「always」をはじめ、数々の自社プロダクトの開発・運営を行ってきました。

DX STUDIOでは、それらを通して培ってきた下記の6つの視点からクライアント様を総合的にサポートしています。
①サービスビジョンの策定やアイデア設計
②営業戦略立案
③サービスオペレーション
④システム開発
⑤UI/UXデザイン制作
⑥PRの戦略立案

現在は学食弁当のDXや農業DXなど、様々な分野のご相談をいただいています。
DX STUDIO Magazine:https://dxs.ijgn.jp/magazine

写真:クライアント様との打ち合わせの様子


お客様の想像を超えるクオリティで、常に感動やワクワクしていただけるものを

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おおいた県IT部
会社としてお仕事をする上で大切にしていることがございましたら教えてください。

鶴岡
Value(行動指針・価値観と言われるもの)を「Respect / Speed /Beyond」としていて、まずはお客様の意思や意見を尊敬することを大切にしています。これをすることで、互いに自然と相手の意図を理解できるようになり、お仕事もスムーズに進むようになります。次にスピードですが、やはりお客様ありきなお仕事をしており、返信や対応の速さは信頼関係にも結びつくもののため、あらゆる対応のスピードは意識しています。そして最後は、常にBeyond(超える)することです。お客様の想像を超えるクオリティに仕上げ、常に感動していただいたり、ワクワクしていただけるものを提供できるようにしています。

これらはあくまで会社としてであり、これをベースに社員一人ひとりで大切にしていることももちろんあります。
一人の社員に大切にしていることを聞くと、「東京など都会の会社と違って、地元だからこそ「相談しやすい」「共感してくれる」など、地方(大分)の企業だからこそできることを大切にしています。
例えば、ヒアリングの際は地元トークをしたり、地方だからこその悩みに共感し提案するなど、遠い存在にならないようにしています。かといって、クオリティは下げたくないので、成果物は必ず上長にチェックしてもらうようにしています。」という回答をもらいました。

会社として大切にしている価値観を社員が自分の中で分解し、自身の大切なことを定めてもらい、多様な考え方・価値観をこれからもつくっていければと思います。

写真:月末にはクライアント様へ月次の成果報告書を作成


一緒に働く仲間をリスペクトする

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おおいた県IT部
会社の雰囲気や採用を行なっているのであれば、求める人物像みたいなものがございましたら教えてください。

鶴岡
上記でも述べたものですが、「Respect」はお客様だけでなく働くメンバー間でも大切にしています。問題が起きたときや議論の際、まず相手の意見を受け入れ、よりよい方向に進むための話をするようにしています。

現在はコロナウイルス感染症予防のためテレワークを推奨しており、オフィスには全体の1〜2割程度のメンバーが出勤しています。お昼にゆるっとみんなでランチに出かける時間が楽しみの一つです。

採用面でいうと現在は活動していませんが、近いうちに再開する予定ですので求人情報をお楽しみにお待ちいただければと思います。
求める人物像はそのときのフェーズにより異なってくるので、こちらもは採用開始時のお楽しみとしてお待ちいただければ幸いです。

写真:6月下旬に事業方針発表や報告、ワークショップなどの全体集会を開催


刺激を与え続けられる存在に

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おおいた県IT部
最後に会社としてのこれからのビジョンがあれば教えてください。

鶴岡
ミッション
余白を生み出すことで、誰しもが思うがままに生きることができる世界をつくる

ビジョン
あたたかく 変わりつづける

コロナウイルス感染症により、私たち個人や企業、それを取り巻く社会が変化する必要性とそのスピードが加速しました。私たちも含め多くの人々は暗中模索しながら変化することに追われ、本当にやりたかったこと・やるべきことが見えづらい世の中になってしまっているのではないでしょうか。イジゲンとそのメンバーは、そのように変化することにチャレンジする人たちに寄り添い、伴走することで新しい価値の創造に対する心理的ハードルを下げていきます。そうすることで、誰しもがやりたかったことにポジティブにチャレンジしている、そんなワクワクするような世界が創れると考えています。

DX=Digital Transformationは一見冷たい印象を持たれます。冷徹に判断を行い、人を切り捨てて変化するのではあまりにも悲しい。DX STUDIOによる効率化では人にも余裕ができます。その余裕を、新しい価値の創造に活用します。その一連の行為には、長い時間、つまり長期間寄り添いながら伴走する粘り強い気持ち=「愛」が必要です。イジゲンはそのあたたかな愛を持ちながら、相手以上に変化に柔軟で、刺激を与えられるような存在で有り続けます。

写真:イジゲンメンバーの集合写真


第3回目は、デジタルトランスフォーメション事業としてDX STUDIOというサービスを展開しているイジゲン株式会社さんでした。おおいた県IT部ではこのような形でたくさんの大分県内IT関連企業を紹介していきますので、是非チェックしてみてください。

このインタビューはアンケートインタビューとして、定型の質問に対して各社が自由に回答するという手法で行われています。