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チェンマイ カレン族の発酵食品 納豆編

今年の2月、チェンマイのカレン族の村を訪問し、彼らの作っている発酵食を教わってきました。

2月の旅はバンコクで数日過ごした後、チェンマイへ移動。 
当時バンコク市内ではマスクをしている人がいましたが、チェンマイでは全然いなく、2か月後にチェンマイが…タイが…世界が…この様な状況になっているとは誰もが想像出来ませんでした。
今考えると、とても良いタイミングで帰国しました。

以前からタイ北部の色々な村を訪問し、納豆や漬物などの発酵食品を教わりたい…と、思いを募らせていました。
「納豆は乾季に作るからね。」と、言われていて今回の旅・2月も乾季。
でもチェンマイでのスケジュールがびっちり詰まっていたので、「今回は無理かな…」とあきらめていました。  
運良く、案内して下さるSさん、教えてくれるカレン族のヤティさん、同行して下さるNさん、私のスケジュールが合い、チェンマイ県メーワン郡にあるカレン族のフェ・イーカン村を訪問しました。

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美味しいものがたくさん出来上がるオープンキッチン。 

到着すると自分達で栽培しているコーヒーをミルでゴリゴリして、美味しいコーヒーを淹れてくれました。

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彼女たちが作っているコーヒーはLAPATO ORGANIC COFFEEとして販売されています。
とてもスッキリとした味わいのコーヒーと庭で採れた甘いパパイヤをご馳走になり、さぁ!納豆 トゥアナオ ถั่วเน่า 作り開始です。

納豆は写真の様にとても小粒な大豆で作ります。
今回は予め茹でておいてくれました。

大豆は5~10時間しっかり水に浸します。
その後、薪で10時間位指で潰すことが出来る程度の柔らかさまで茹でます。ガスだともっと早く茹でられるとの事。

気のせいかもしれませんが、薪で茹でた大豆はガスで炊いたものよりほんのり甘くより甘く感じました。

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クロックとサークで豆を潰します。
陶器のクロック。
いつもソムタム(パパイヤサラダ)をつくるクロックと木製のサークです。

潰した豆を葉っぱではさむようにしてペタペタと平たくして、
発酵させます。

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発酵する前のトゥアナオ。
ナオ=腐る になっていないけど、ナオになる前に帰国しなければならなかったので、炙ってたべさせてもらいました。

うーん!香ばしくて美味しい!!!

帰国してから、ステイホーム中に同じ作り方で
トゥアナオを作ってみました。









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