本当に大切なものは失って初めて気付く

いつまでもあると思うな親と金

この言い回しは有名だが、私は「健康」についても同じ事が言えるとおもう。

人は皮肉にも本当に大切なものは失って初めて気付く生き物だ。例えば、大きな病でなくとも、指先にささくれが刺さっているだけでも一日中指先が気になるし、不調を訴えているのが体の一部であろうと、私達は気を病んでしまうのだ。況んやインフルエンザにかかって体が怠いとき、私達は普段の健康な状態を希求し、普段健康であることに初めて感謝する。

It is only with the heart that one can see rightly; what is essential is invisible to the eye.

これは「星の王子様」の名言、「かんじんなことは、目に見えないんだよ」の原文。

普段目に見えない健康というものについて、思いを馳せられるのは皮肉にも病に罹った時である。

然るに、我々はもっと日頃から健康を気に掛け、健康に感謝するべきではなかろうか。。