雑記
2024/8/7
本日も猫様のことを見て見ぬふりをしながら過ごす(構いすぎも良くないと聞いて)。昨晩も今朝もくしゃみをしていたので念入りに掃除。エアコンは28度に設定。昼ご飯を随分残して昼寝をはじめ、怖いくらい寝ていた。起きてすぐに聞いたことのないくしゃみを連発し、怖くなって急いで近隣の病院を探した。いささか都会でよかった。いくつか見つける。仕事終わりの配偶者のひとに連絡し、アドバイスを受けつつ、ほぼ涙声で病院に連絡した。優しい女性医師と受付の方で、結果としてはただのくしゃみとのこと。慣れるまで1週間はくしゃみはあるかもね、と言われる。驚かせやがって。帰りは配偶者のひとと合流して帰路につく。運転を任せてケージを抱いていると、全く鳴かなかった。かわいい。
2024/8/8
昨晩の雷雨で、寝る前に何度か停電がある。猫様が快適に眠れるようにエアコンが勝手に切れないかしばらく起きていた。雷が遠ざかったところで就寝。猫様はめちゃくちゃ寝ていた。というわけで飼い主のにんげんは寝不足です。
彼女の排泄物や食事量や生理現象に一喜一憂する。配偶者のひととソファアニメを見ていたら2人の足の間に入ってきて寝ていた。かわいい。
地震速報を受けて、防災グッズに猫様用品の必要性を感じる。避難所には行けないだろうが、どこかで雨風を凌ぎながら彼女を十分に生かす義務がある。配偶者のひとはたまたまテントを二個ほど持っているし、たまたまガスコンロも持っている。にんげん用の水や食料もわずかに準備してある。猫様の分だけが不十分だ。速やかに準備しなければならない。
2024/8/9
朝から猫様は元気であった。
いとしいふわふわの命、お迎えした頃よりも随分大きくなっている気がする。色も濃くなってきた。すくすく育てよ。
実家に帰省した。しかし実家に私の居場所はない。孫優先になるのはもちろんわかるが、私は私以外に自分をコントロールされるのがとても嫌いで、私の行動を当然のように制限しようとしてくる存在がとても嫌いだ。甥が嫌いなわけではなく、「あなたも勿論甥優先、姉優先の生活をするわよね」と母に言論をもって、父に態度をもって強要されることがとにかく許せない。なんで?と思ってしまう。それが普通の?当然の?家族のあるべき姿なんですか?授業で習った覚えがない。私が同じ立場になった時、姉は私に同じ協力をするとは思えない。その場合、環境や状況が違うから仕方ないのであれば、私も私の心理的状況的に仕方ないので無理です。
なんのために帰ってきたんだろうと考えると、当然帰ってくるよね、という雰囲気だったからなんとなく帰省を決めて、なんとなく予定を入れたからで、なんやかんやと理由をつけて関東にいればよかった。私はいつまで親に言われたことを鵜呑みにしているんだろう。毎日母から電話があり、会うのが楽しみだとかなんとか言われて、わざわざ迎えにきてもらって、これが私の本当の望むことなのか全くわからない。
こういうときわたしの心の拠り所はどこなんだろうと考える。都合よく親と配偶者のひとを行き来しているようにしか思えない気もして。
深夜2時にわたしの知らない実家になってしまった場所に着く。変わってしまった部分を見て、ほんとうに嫌になった。甥のために物音を立てずに動くことも、真っ暗の中で保湿することも、全く苦じゃない。ただ、知らない場所で喜びのない実家で都合のいい駒として扱われることに馴染んでいくのが怖い。わがままかな。
「都合よく扱われる」ことに慣れすぎていて、本当に今まで都合よく扱われていると言うことに気が付かなかった。私は両親に愛されて育っているのに、こんなに大事にされているのに、なんでこんなに自己肯定感が低いのだろうとずっと思っていた。そこに因果関係などないのではと思っていた。都合よく扱われていれば自己肯定感も下がるし自分の価値が高いなんて全く思わないですわな。当然私は今まで自分の都合よりも他人の都合を優先していたし、そうしない他人を見て納得がいかなかった。違和感の正体に気付く午前3時。帰りたいよ。
2024/8/10
母と2人で出かける。「姉と妹とはそういうもの」「あなたは気をつかえるし、視野が広いから。姉には無理なこと。」的なことを話され、ついに我慢していたあれこれが溢れた。こんなことなら勉強も仕事も頑張らなければよかった。彼女のようにバカでいれば損しているなんて思わなかった。そういった類のこと。どんなふうに優しくされたって過去に傷ついた私を慰めるものはないと分かっているのに、どうしてこうも甘えたことを言ってしまうんだろう。困らせたいわけじゃない。すぐにでも配偶者のひとと猫様のいる場所に帰りたい。逃げかしら。大丈夫になりたい。
帰りたいが声に出る。地獄ってルビを振った実家。誰も幸せそうではない。バカじゃないの。明日配偶子のひとが来る。私を連れて帰って欲しい。
2024/8/11
寝ようとすると、発作的に涙が出てきて眠れない夜だった。起きると目がぱんぱんで見てられない。
帰省して良かったことといえば、関東では売り切れていたモノたちが全て揃ったこと。それ以外にない。甥は可愛いが、それ以外の感情はない。リビングでモヤモヤを抱え、部屋で1人になった瞬間に安堵を覚え、ベッドの上で苦しくなる。
欲しかったモノのひとつは大丈夫倶楽部の1巻。大丈夫になりたい。ここに私のハビタブルゾーンは無い。
少しずつ苦しみの理由の解像度が上がっていく。都合よく扱われていたことを自覚したことで自己肯定感が低い原因を理解したこと。一方で姉は、姉だからという理由だけで私よりは遥かに融通のきく人生を送ってきたため自己肯定感がクソ高いこと。この家に存在するだけでそれを感じてしまい、自分を否定している気分になること。自分が諦めたり納得したりすれば解決するのにそうはできないこと。
起きて、母の作ったピザトースト的なものを食べる。2口で胃がありえない痛みを訴えてダウンした。ここまで来ると笑えてくる。
配偶者のひとを迎えに行く。道中も泣いていて死ぬほどブスだったが配偶者のひとと会うと一気に元気になった。呼吸ができる。そのままドライブして、夜はふたりでスーパー銭湯に行って、部屋で少し話をした。きみがいてよかった。
2024/8/12
配偶者のひとと子供の話をする。甥を見ても可愛いとは思えど産みたいとは思わないこと、猫様と配偶者のひとといる生活で満たされていること等を話す。いつか、いずれ2人はほしいとのこと。彼はこの話になるといつも私の気持ちを優先してくれるが、期限もあるし、話し合いが必要なことだと思う。とはいえ私が産みますか、と言わなければ話は進まないが。しかし全然産みたくないんだよなあ。ひとごとにしか思えない。
配偶者が帰った。ばか。
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