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株の方がカンタンだった

こんにちは、オオイシマーフィーです。

先日の「利確せよ」にも書いたのですが、
今まで、基本的に特定の条件でしか馬券を買っていませんでした。(※過去記事参照)
ただ、その中で去年はあまりにも馬券を買えない日が多かったので、収入源を増やせないかといろいろ考えた結果、株をはじめることにしました。

本格的な取引をはじめたのは11月に入ってからなのでまだそんなに日が経っていないのですが、30万円を元手に月換算で5万円くらい利益がとれてます。(利益は日々変動していますが)

この月平均5万円の利益を使って馬券を買えば、今まで以上に馬券の自由度が増すと思い、継続しています。

すでに株をやっている人には初歩的な内容もありますので適宜飛ばしながら読んでもらえたらと思います。

株取引のルールはご存知の通りすごくシンプルで、「ここで買いたい」と思った値段で買い、「ここで売りたい」と思った値段で売る。または「ここで売りたい」と思った値段で空売りをして、「ここで買いたい」と思った値段で買い戻す。買った値段より売った値段が高ければその分が利益になる。
これだけです。

今回は素人が30万円を元手に月約5万の利益をとった方法を書いていきます。
まだ期間が短いとはいえまったくの未経験から経験不足による失敗や盲点にハマりながらもプラスの利益を積み上げてきたので、ここからも利益を積んでいけると思います。
余計な情報が無いぶん真似しやすいと思うので興味があれば読んでみてください。

まず、可能であれば30万円用意します。これが難しい人もいると思いますが、コツコツ貯金していくか、ロッタリー馬券で資金をつくってください。
なぜ30万円必要かというと、信用取引をするのにだいたい30万円必要だからです。スタートするのに必要な金額という認識です。
ただ、後述しますが30万ないとダメということではないのでとりあえず読んでみてください。

続いて、株の銘柄を選びます。

銘柄を選ぶポイント3つ。

・たくさんの人がやりとりしている
・一日の中で株価が動きやすく、数日間のスパンでも株価が動いている
・株価2000円台

それぞれの理由について説明します。

まず
・たくさんの人がやりとりしている
これは株をはじめるとわかるのですが、たくさんの人の「買いたい注文」と「売りたい注文」が集まっていると、自分の好きなタイミングで買ったり売ったりがしやすくなります。
たくさんの人がやりとりしているかは「板」というものを見るとわかるのですが、値段1円ごとにたくさんの注文が集まっていると「たくさんの人がやりとりしている銘柄」と言えます。「歩み値」でもわかります。

これが「板」。
緑の金額と赤の金額が取引金額(今の株価)で、
100株単位で注文が表示される。
「歩み値」

続いて
・一日の中で株価が動きやすく、数日間のスパンでも株価が動いている
「ボラティリティ」とも言われるのですが、「値動きの幅」が無ければ取引で利益を出すことは不可能です。
「2000円で買った株がずっと2000円のまま」だったら、売っても儲けの出しようがありません。ただ、「今日2000円で買った株が翌日2500円になっていた」とか「朝2000円だった株が昼に2500円になって、夕方に2000円に戻った」なら、500円の差分で利益を出すことが狙えます。

具体的には、後者のパターンなら株価2000円で買って2500円で売り、2500円で空売りして2000円で買い戻すと株価で1000円分の利益をとることができます。ちなみに株は100株単位で取引するので、株価1000円分の利益は実際の金額だと10万円の利益になります。
(現実には一日の中で2000円の株が500円上下することはほとんど無いですが)

そして最後、
・株価2000円台。
ここは個人の好みにもよるのですが、株価2000円台の株が取引の人気のボリュームゾーンという印象があります。もちろんこれよりも高い株で取引の人気の株もあるのですが、あまり株価が高いとレートが高い分プロや上級者を相手にすることになりますし、値動きが大きすぎるとワンミスで受けるダメージが大きくなるリスクもあります。その点でも2000円台がちょうどいいです。

また1000円台、1000円未満の株もあるのですが、人気の銘柄が少ない印象なのと、ヘタに株価の安い銘柄で取引すると持っている資金の中で厚く張ることになり、ハイリスクハイリターンの取引になりがちです。
あくまでも傾向なので参考程度にはなりますが、おそらく実際に見てもらえれば2000円台が狙い目なことはよくわかってもらえると思います。

実際の取引

では実際の取引の中で、いかに利益を取っていくかをざっくりカンタンに話します。
株価というのは日々変動するものなので、毎日の値動きを記していくと「チャート」というものが出来上がります。このチャートは「波を描く」と言われていて、その波の幅はある程度予測できます。

その波の幅の中で「ここより下がることはないはず」「ここより上がることはないはず」というポイントで買いと売りを注文すれば、利益を取れる確率が上がります。
これを予測するのに役立つのがトレンドラインです。
これまでの値動きの波の高いところだけを結ぶ線と低いところだけを結ぶ線をそれぞれ引いていくと、高いところの線・低いところの線の2本の線が生まれ、「この2本の線の中で株価が推移する」ことを前提にタイミングをはかれば、利益が取りやすいのです。この線をトレンドラインと呼びます。

2本のトレンドラインを引いたチャート

トレンドラインは各個人で引くことが多いので、人によって微妙な差が生まれるものですが、大まかには同じになるはずです。
言い換えれば「精密なトレンドラインなど無い」ので、自分で引いてOKです。
この「トレンドライン」という概念をみんなが持っているから、株価がだいたいトレンドラインの中で推移することになります。

僕の場合は基本的にこれだけで30万円の資金が約45万円になりました。(損益は常に動くものなので現時点での概算ですが)
いかがでしょう。そんなに難しくはないと思いますし、ベーシックではありますが再現可能な手法だと思います。
ちなみにですが僕は株をはじめてから収支がマイナスになった瞬間は一度もありません。ずっとプラス収支の範囲で利益が推移しています。

ではここからは、具体的な銘柄と事例を挙げて、実際の取引に活かせる実践的な話をしていきます。
上記の話の例外や、落とし穴のようなこともあるのでまだすぐに株をはじめられない人にもおすすめですし、すぐにはじめる用意ができる人にはもっとおすすめです。内容的にはすでに実際に取引をしている人に一番刺さるかもしれません。
有料記事にはなりますが上記のように資料も載せてわかりやすい内容でまとめたのでぜひ読んでみてください。

また、具体名を挙げて取引しやすい銘柄を紹介しています。僕の漁場だと思えば個人的には絶対に公開すべきではない情報ですが、これで月数万円の馬券資金が得られる人が出るなら僕は本望です。

競馬と株の違い

有料部分に移る前に競馬ファンの方のためにひとつポイントをお話しすると、競馬と株の一番の違いは「ワンミスに対する許容度」だと思います。たとえば30万円の資金を用意して、「絶対に3着に来ると思う馬」の複勝に全額投入した場合、的中すれば数万円のリターンを得られます。たしかに数万円のリターンは大きいのですが、ハズれたときに全額没収されてしまいます。

株を始めて2週間くらいで気づいたこと


(プラス収支に持っていくためには、ハズれたときに30万円失うことを考えると複勝を当て続けて30万円以上の利益を積み上げる必要があり、転がすにせよ転がさないにせよそれが至難を極めます。みなさんなら痛いほど知っているところだと思います。)

仮に30万円の資金を10分割して3万円で堅い単勝で勝負しても(さすがに複勝で3万円勝負を繰り返して30万増やすのは無理なので)、30分割して1万円で単勝で勝負しても、同じことでしょう。
というかそれはもう多くの人が実際にやっている買い方ではないでしょうか。
その結果が一般の人たちの回収率でしょう。

その点、株はミスが生じたとき(予想がハズれたとき)に失う金額は大きくても3万円程度で、投入した金額のほとんどが戻ってきます。(自分の注文次第ですが)
この「ワンミスに対しての許容度」が株の方が高く、リスクが小さいのです。この点はギャンブルをやる人なら大きな差だとわかるでしょう。
僕はここが株取引の方がやさしく、利益をとりやすい一番のポイントだと思っています。

ちなみに以前の記事でも「億トレーダーの中でも資金がゼロになった経験のある人は一定数いる」という話をしました。

基本的に競馬も株も資金がゼロになったらその時点で終わりなのですが、その人たちは働いてお金を貯め直して再チャレンジしたり、確定申告の還付金で再チャレンジして億まで到達したのだそうです。

いずれにしても「資金が用意できれば何度でもチャレンジできる」とも言えますし、裏を返せば「資金がゼロになりにくい株の方がお金を増やすゲームとしては難易度が低い」とも言えます。

Betしてる金額が違うとはいえ、少なくとも僕の体感では競馬で一万円勝つよりも株で一万円勝つ方が何倍も簡単に感じます。
また、競馬の場合は点数によって的中時の利益率が変わるのですが、株の場合は一律で増えた分が利益になるので投資額がリターンに影響しないことも含めて収支がわかりやすいと思います。

競馬の魅力は一撃で数十枚単位の札束を手に入れられる可能性があること。
株の魅力は着実性だと思います。

改めて、なぜ30万円なのか。

100株単位での取引になるため、最低限株を買うのに必要なお金は買いたい株の価格の100倍の金額です。2000円の株を買いたければ20万円あれば足ります。

ではなぜ10万円でも50万円でもなく「30万円」必要なのか。
このブロックは読み飛ばしてもらっても大丈夫なのですが、通常の取引だと一日の中で株の売り買いができる回数は限定されており、「ひとつの銘柄で「買い」と「売り」は一日に一度ずつしかできない」というルールがあります。
つまりひとつの銘柄を、買って、売って、「また買う」が一日の中ではできないのです。

最低限の取引をする上では十分ですが、より大きな利益を目指していく上でこのルールは足かせになる。

そこで、「信用取引」を行います。信用取引は証券会社のサイトで手続きをすることでできるようになるのですが、一日に何度も買ったり売ったりを繰り返せることに加えて、約3倍の金額を取り扱うことができるようになります。
一般的には30万円用意すれば100万円分の取引ができるようになると言われており、2000円の株を100株しか買えないところを500株買うことが出来ます。これにより少ない資金でも多くのリターンを狙えます。

この信用取引をするのに、証券会社の口座に入れなければいけない最低金額が30万円のところが多く、「30万円用意しろ」と言われるのはこのためです。

ちなみに30万円を用意して100万円分の取引をすることは、一般的に言う「レバレッジをかけている」状態なのですが、レバレッジをかけるのが怖ければ扱う金額を30万円以内におさめて取引すればいいだけで、「何度も取引する」というメリットだけを享受することができます。

オススメ銘柄2つ

では実際に僕が素人なりに複数の銘柄を見てきて、初心者が利益を出すのに向いている銘柄を紹介します。僕の主力銘柄でもあります。

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