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親知らずのときの食事

おいしい健康CEOの野尻です。

みなさん、親知らず生えていますか?

少し前の話ですが、朝起きた直後に舌の左奥に激痛が走り、話すこともままならない状態になってしまいました。「寝ている間に舌を噛んでしまったようだ(そんなことあるのか?)」なんて思っていたら、とても我慢できる痛みではなかったので、すぐに近所の歯医者さんに向かいました。

先生に診ていただいたところ、「舌は傷ついてないから、親知らずから来る痛みじゃないかな」という見立て。7年ほど前に、右の親知らずが埋没したまま真横に生えてしまい、1時間近い手術の末に抜歯したものですから、その時のつらい記憶がまざまざと蘇りました。しかし今回は、ちゃんと真っ直ぐ生えています。先生も「これは難しくないよー」というおっしゃるので、じゃあもう抜いちゃってくださいとお願いすることにしました。

親知らずは、抜歯自体は麻酔が効いているので痛みはありません。実際、今回は上下2本合わせて3分くらいで、あっという間に抜歯完了です(名医!)。術後も管理がうまくいけば、割とすんなりと回復するとのこと。

管理がうまくいけば。そう、親知らずはこの術後管理がクセモノです。麻酔が切れたあとは、概ね普通の生活に戻って食事をとるのですが、これがとにかく難しい。抜歯をしなかったサイドで食べるのですが、どうやったって抜歯側の傷跡に食べものが入ってしまい、運が悪いと炎症等が起こってしまいます。私の場合、「ドライソケット」という、抜歯跡にかさぶた(血餅)が形成できず、骨が剥き出しになる状態になってしまいました。こうなってしまうと、眠れないような痛みが2週間から4週間ほども続くのです。

当然、食事も大変に苦労します。口内の激痛に耐えながら、毎日の食事を考えるのは苦痛です。栄養ゼリーやおかゆを、そう何度も続けて食べることはできません。単純に飽きますし、痛いのは口内だけで、身体はぴんぴんしているので十分な栄養を必要としているのです。

そこでまさに、おいしい健康の出番です。おいしい健康には抜歯後のメニューはありませんが、「口内炎」というテーマでレシピ検索ができます。

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ほらほら、ありました!口に優しそうな食事が。口内炎に優しいレシピは、なんと3982品も見つかりました。一度にたくさんの量を食べられないので、なるべくエネルギーが取れるよう、主食系(ごはんや麺)のレシピを選んでいきます。麺は、パスタなど細い麺は抜歯跡につまりやすいので、うどんのような太い麺がおすすめです。

最初はリゾット系を食べて行きましたが、単調な味になりがちなので、徐々に目先を変えてます。個人的にはこの「鶏飯」なんかはすごく美味しかったです。鹿児島の郷土料理だそうです。鹿児島の人は、親知らずを抜歯しても安心ですね。

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そして自分の中での親知らずベストレシピは、トップ画像にある「焼きうどん」。口内に優しく、野菜などバランスよく食べられるのがとても良かったです。もしその時がきたら、ぜひお試しください。

口内の痛みが長期間続くと、食事に障害が出て、からだ全体の調子が悪くなってしまうこともありえます。我慢せずお医者さんに相談するとともに、できる限りおいしく、健康的な食事をとれるようにしたいものですね!







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