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最近のこと

最近、本を読んだらその時だけは本の内容の事だけを考えることが出来るということに気付いて、暇な時は本をよく読むようになりました。

本を読んでいないと色々考えてしまって際限なく落ち込んでしまう。
それは休みの日、仕事の日に関わらず。

これは現実逃避なのかしら。

先日、辻村深月さんの「スロウハイツの神様」を購入。
読んだら止まらなくなって下巻まで一気に読んでしまった。

私、本を読んで泣くことって、いや、本を読んでなくても泣くことってほぼ無い。
よく本の帯で『この本を読んで号泣しました』とか書いてあるけど、いや、私だって本を読んでて鼻がつんとすることもあるけど、実際本を読んで泣くことってあるんかいなと疑っていた。

本を読んで泣くこともあるんだね。
疑ってすみません。

下巻の伏線回収、素晴らしかった。

これは是非読んで頂きたいと声を大にして言いたい。

この、環とコーキの感情って、多かれ少なかれ、みんな持っているものなんじゃないだろうか。

絶望の先に見つけた希望。
それがあれば明日も生きていける。
そんな光。

それは人によって家族であったり友達であったり恋人であったり、作品だったりするんだろう。

私にとっては10代の頃に出会ったラジオパーソナリティーの方になるのだけど。
何だかその時の気持ちを思い出した。

またこちらでも書かせて頂けたらと思いますが、この方に出会ってなかったら今の私はないと言える。
光を見つけることが出来た時の感情の諸々が、今の活動にも繋がっている。

兎にも角にもスロウハイツの神様は本当に良かったです。
読んでない方は是非読んでみて下さい。

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