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新卒オタク、ADHD発覚する。〜発覚まで編〜

はじめまして。

私は今年4月入社の新社会人のしがないオタクです。

突然ですが、みなさん

「ADHDかもしれない…」

って思ったことありますか?

私は、あります……。

今日、発達障害の情報がtwitter上でも増えてきて、「こういうやつはADHD」みたいなツイートに、毎回「は?私やん」となっていたわけですが、

私が仕事を初めてミスを連発する……仕事が合っていない……そうやって思い悩んだときに浮かんだのは「マジでADHDじゃないか?」という疑念でした。

自分がADHDではないかという疑いは、何も突然湧いてきたわけでもなく高校生くらいの時からうっすらそうなんじゃないかな〜と思いつつ、そこまで困っていなかったため病院に行くこともなく放置していました。

この文章は、同じように「ワイ、ADHDかもしれん……」という人へ、一つのモデルとして参考にしていただければと思います。

◼️そもそも、ADHDとは?
メカニズムについて、治療の時に詳しく書きたいと思っていますが、簡単に言うと脳内のドーパミンの機能障害と言われています。

特徴として大きく2つ、

不注意(活動に集中できない・気が散りやすい・物をなくしやすい・順序だてて活動に取り組めないなど)
多動-衝動性(じっとしていられない・静かに遊べない・待つことが苦手で他人のじゃまをしてしまうなど)

が挙げられます。


ここで私の場合どうであったか、反省とともに振り返っていきましょう

◼️私の場合

私は、これまで人にADHDではないか?と言われたことがほぼなかったように思います。特に学校では大人しく過ごすことが多く、成績も悪くありませんでした。

小、中学校時代。

勉強が好きで、知的好奇心がおかげか成績が良く、暗記よりも算数のような仕組みを理解してそれを生かすというような勉強が特に好きでした。また、興味があった理科などはほとんど100点しかとらなかったような気がします。しかし、授業中に集中できず眠ることもかなり多く、欠席が多い、グループワークが苦手などかなり難のある子供でもありました。(あと家の周りをぐるぐる徘徊していたらしい……)

高校時代。

クソ田舎の自称進学校に進学。周りの友達にも恵まれ、人付き合いもまぁまぁ上手くいっていました。しかし、1mmも興味のなかった現代社会で初っ端に赤点を取りました。興味のないことの暗記というのが、とにかく苦痛だった。

また、得意な方だったはずの数学が苦手になってきました。複雑な計算ができないのです。計算の筋道を立てられても、それを時間内に実行することが苦痛で、どんどん成績が下がっていきました。

勉強漬けの毎日で疲れると、学校への忘れ物(眼鏡、筆箱、持っていった鞄を学校に忘れて帰る等)や、提出期限を守れないことが多くなりました。

そして、受験、最初の難関センター試験。

私の場合、本当にセンター試験と相性が悪かった。時間内にマークシートを埋めるように時間配分するのが難しすぎていつも途中で終わってしまったり、マークがずれてしまっており、全く点数が伸びませんでした。気をつけようとしてもどうしても出来ず……。

結局、志望校には合格できず、大学受験は失敗に終わりました……。

滑り止めの大学に進学。

ここがめちゃくちゃ楽しかった。初めこそ受験の失敗を引きずっていましたが、自由のある生活をハメを外して楽しんでいました。理系だったので忙しくはありましたが、興味のある勉強はさほど苦痛にならず続けることができました。

ちなみにテストよりもレポート提出ができずにそこそこ単位は落としていました(クソ)

卒論を書くとき、誤字が多すぎて自分だけあり得んくらいやり直しを食らいましたが、何とか卒業。

そして社会人。お金を得ながらそこそこ仕事も頑張ろう!と思っていたのですが、適性のない仕事を8時間以上5日続けてやることが、こんなにも苦痛だとは思っていませんでした。

医薬品業界であったこともあり、責任が重いと感じながらも、毎日数字ミス、誤字、実験ミスをしてしまう。ヤバい…と毎日冷や汗をかき緊張することでまた判断力が鈍ってしまう、業務は山積みで帰れない、という負のループにハマってしまい、いとも簡単に心を病んでしまいました。

職場は人手不足で私が入ってからも数人辞めていた関係で早く戦力にならないといけない、という焦りや、職場自体の忙しさも相まって毎日眠れず、ある日突然「あ、これ無理だわ…………」と連絡を入れ、たった五ヶ月で休職する運びに……。😇

一言一句、一挙一動がかなり厳しく定められているような仕事は私には向いていませんでした。(詳しくは言えませんが、品質管理系です)

私の場合、不注意傾向がかなり強かったです。

昔からケアレスミスや整理整頓できずかなり困っていました、、、。いまだに全然苦手です。カバンの中からはいつのものかわからないレシートとか紙切れが残っていたり……。(これはADHDあるあるだと思ってます…)

逆に衝動性や多動性は成長するにつれてだんだん改善していきました。

また後日くわしく書きますが、ADHDの診断ができる病院を予約は自体は5月にしていたのですが、診られる先生が少ないということもあり初診は8月、休職に入ってからということになりました。

次回は、初診への準備、初診、そして治療と薬について書いていこうと思います!

参考

厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネット

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